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終わりなき原発論争!原発推進派VS原発反対派

原発に関する議論はこの先永遠に尽きることはないだろう。

原発が無くなる日は果して来るのであろうか・・・

仮に原発が無くなる日が来るとするならば、日本に存在する何処かの原発が再び大規模事故を起こした後に原発廃止の気運が高まり、その後に原発停止の日が訪れるに違いない。

バカは死ぬまで治らないとはこのことだろう。

原発の危険性については国民の間でもかなりの温度差があるのが現状だ。

一言で言えば個人における「危機感」の差だろう。

推進派は「電力の安定供給は日本経済にとって不可欠である」と、声高らかに叫び、さらには反対派に対し「お前たちは電気を使わないのか?」「時代錯誤も甚だしい」と嘲笑う。

それに対し、反対派は推進派の危機感の無さに怒りをあらわにし、原発の危険性を必死に訴え続ける。

それぞれ言い分はあるが、彼等がお互いの主張を受け入れ理解しあえる日は未来永劫ない。

両者、原発問題に無関心な国民に必死にアピールし続けているが、多くの国民は「国策で再稼働を決めているのだから無駄な抵抗だよ」「自民党が政権与党なんだから反対運動やるだけ虚しいだけだよ」と、最初から議論にすら参加しないでいる。


先日、長崎で開催されたパグウォッシュ会議(科学者の国際組織・長崎開催の世界会議)で、日本の核燃料サイクルを含む日本の原子力政策が批判された。

高いコストや兵器転用の恐れなどを危惧しての指摘である。

彼等の指摘は決して非現実的な話ではない。

現在日本はプルトニウムを47.8トン保有しているそうだが、その量は原爆5975発分が製造出来る量だという。

原発イコール核爆弾はあまりにも飛躍的すぎる論議かもしれぬが、原発イコール人類滅亡の可能性は決して非現実的な話ではない。

福島原発の事故を見てよくわかるように、事故後これだけ時間をかけても未だに右往左往し続け計画通りに後処理が進んでいない。

日本人の最高頭脳を駆使しても、解決出来るには何十年先にとりあえずの結果が出せるというレベルなのである。

このことからも原発が如何に厄介な代物かがわかる。便利である反面大きなリスクが伴う。

経済界と電力業界の口車にのり、媚びをうるかのように再稼働に踏み切った現政権の罪は大きい。

原発が存在しなくても日本人は生きていけるはずだ。いや・・・絶対に生きていける。

先の原発事故後に国内の原発が稼働しなくても、極端な事を言えばロウソクを灯し不便な生活を強いられるようなことはなかった。

原発事故のリスクと便利な生活とをわざわざ天秤にかけるまでもなく、国民の安全を考えると答えは1つしかないだろう。

僅かな電気料金の違いだけで原発稼働賛成に傾くあさはかな考えをもつ者がいること自体、如何に日本人が呑気な国民かがよくわかる。

「多分大丈夫なんじゃないのかなぁ~」おそらくこんな調子だと思う。


我が郷土鹿児島県にも原発があるが、万一事故が発生し放射性物質が飛散するような事態に陥れば、風向きによっては鹿児島市内にも飛んで来る。

九州電力から観劇チケットをプレゼントされて喜んでいた伊藤知事だが、彼にとっては鹿児島県民の安全よりも九州電力がよほど大切なのだろう。

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7ドラゴン

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