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参議院議員 川田龍平氏が質問主意書を提出・196回国会・奄美大島における大型クルーズ船寄港地開発による社会環境への影響に関する質問主意書・・・国土交通省 観光庁「持続可能な観光推進本部」観光地が抱えるオーバーツーリズム問題

参議院議員 川田龍平氏が質問主意書を提出・196回国会・奄美大島における大型クルーズ船寄港地開発による社会環境への影響に関する質問主意書・・・国土交通省 観光庁「持続可能な観光推進本部」観光地が抱えるオーバーツーリズム問題

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【7月5日夜 呑気に酒を酌み交わすお気楽軍団・西村官房副長官のツイッターより】

ボクが思うに川田議員が危惧している問題について、他の議員さんも心の奥底では気にはなっていると思うんだよね。

そりゃ〜そうだろう。

もし、気にもしていない議員がいるならそれこそ大問題!
メリットとデメリットについて考えるのは当たり前の話・・・にもかかわらず、デメリットについての議論を避けたり、メリットのみをオーバーに口ずさむってことは、その議員の頭の中には1つの答えしか存在していないということではないでしょうか?

一言で言えば「国の方針」「党の方針」ってこと。

いくら志が高くとも党が決めたことには離党覚悟でなくては異論を唱えることなど出来ない。

政権政党である自民党と公明党が自ら組み立てた国の施策にケチをつける訳にはいかない。
国会を見ると一目瞭然。
最後は押し切ってハイお終い。

大きな政党に属するということは自らの政治信条ですら曲げなきゃ行けない場合もあるということですね。

今回、川田議員が質問していますが、自民党や公明党の議員から同様の質問がなされていれば、その議員は政治家としての志を高く評価されたことでしょう。

まぁ〜そのような志高き政治家は、西日本豪雨の際に呑気に酒など飲んでないですよねww

さてさて・・・・・

立憲民主党の参議院議員 川田龍平氏が下記の通り質問主意書を提出しました。

Click→→参議院ホームページ・参議院議員 川田龍平氏 提出 質問主意書

質問主意書・第196回 国会(常会)

質問主意書・質問第一三二号

【奄美大島における大型クルーズ船寄港地開発による社会環境への影響に関する質問主意書】

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

平成三十年六月十二日

川田 龍平   

参議院議長 伊達 忠一 殿

奄美大島における大型クルーズ船寄港地開発による社会環境への影響に関する質問主意書

琉球列島は、島嶼生態系として世界的に貴重な保全すべき地域である。
しかし先般、政府が世界自然遺産に推薦した「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島県、沖縄県)を、国際自然保護連合(IUCN)が「登録延期」と勧告したことからも明らかなように、生態系を保全するための具体的な施策が行き届いているとは言い難い。

よって、以下質問する。

一 国土交通省港湾局は二〇一七年八月、島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査(以下「本調査」という。)の結果を発表した。

これは南西諸島のうち奄美大島と徳之島をモデルケースとして調査を行い、寄港地開発の候補地の評価等を行ったものだが、本調査はいつ計画され、いつからいつまで実施されたのか。

二 本調査におけるモデルケースとして、奄美大島と徳之島を選んだ理由及び経緯を明らかにされたい。

三 本調査の実施について、産業界、地元自治体または国内外の客船やツアーを企画・運営する企業からの要望、関与があったのであれば、その事実を明らかにされたい。

四 本調査の結果を受けて、政府、地元自治体、産業界では、奄美大島での大型クルーズ船の寄港地開発に向け、それぞれどのような取り組みを行っているのか。
今後のスケジュールや手続きも含めて明らかにされたい。
また、誰が当該寄港地の開発主体となることを想定しているのか。

五 本調査の結果の公表に先立ち、アメリカに本社を置くロイヤル・カリビアン・クルーズ社(RCL)が奄美大島の龍郷町にある芦徳集落に寄港施設の建設を計画し(以下「本計画」という。)、二〇一六年六月に複数回行われた同町主催の町民意見交換会で本計画を説明したことをもって、客船ターミナル施設や陸上リゾートの建設を強引に進めようとしたとの情報があるが、以上に関する事実関係について政府の把握するところを明らかにされたい。

六 本計画に対し、自然保護団体、漁協、産業界などから大きな反対運動が起こり、地元紙でも大きく取り上げられた。
町としても断念したことで、本計画は頓挫したが、政府として本計画が地元の反対により頓挫した事実をどのように受け止めているか。

七 奄美大島の瀬戸内町にある西古見集落は住民が四十名ほどの小さな集落だが、本調査の結果の公表にともない、住民の間で深刻な混乱が起こっていることについて、政府の見解を明らかにされたい。
また、奄美大島の自然環境の環境収容力(Carrying capacity)を上回る観光客が同島の自然環境に与える影響を政府はどのように分析しているのか明らかにされたい。

八 瀬戸内町は、大型クルーズ船寄港地誘致について同町内の集落での説明会の後、賛成署名を取りまとめ、鹿児島県に対し誘致実現に向けた支援を求める要望書を提出しているが、以上について政府は事実関係を把握しているか。
その後、地元漁協が署名を撤回するなどしたことを受け、同町が正式に同県への要望書を撤回しているが、この事実を政府はどう受けとめているのか。

九 本調査は、風光明媚な小集落の暮らしや住民感情にしこりを残す結果となり、地元紙でも経緯が大きく報じられている。
本計画が頓挫したことを含め、奄美大島内に大型クルーズ船寄港地を誘致することに拒否反応が起こっていることについて、政府の見解を明らかにされたい。

十 国際的な自然保護団体であるWWFジャパンが作成した南西諸島生物多様性優先保全地域地図(BPAマップ)において、本調査における奄美大島の寄港地開発の候補地のうち既存港湾を除くほとんどの地点が生物多様性優先保全地域または重要地域に含まれていることについて、政府の見解を明らかにされたい。

十一 二十万トンを超える大型クルーズ船が奄美大島に寄港した場合、その乗客数を想定すると、急峻な地形による陸上交通インフラの制約、飲食店や物産・観光施設などにおける資源流通や廃棄物管理の許容量上の制約から、奄美大島の寄港地周辺の地域社会や文化、生活環境への深刻な悪影響を及ぼすことが懸念されるが、政府の見解を明らかにされたい。

十二 森林や夜行性の在来希少種の保全を考慮した、観光事業者によるルール作りや自主規制が不備であったことなどが、奄美大島等の世界自然遺産への登録が延期された理由のひとつであったと考えられる。
観光事業者によるルール作りや自主規制が不備のまま奄美大島における大型クルーズ船の寄港地開発を進めることは、地域の生態系に不可逆的な悪影響を与えると懸念するが、政府の見解を明らかにされたい。

十三 外来生物により生態系が脅かされている奄美大島における大型クルーズ船の寄港地開発事業は、自然保護団体や関係学会だけでなく、島の住民からも大きな反対が予想されるのではないか。

十四 南西諸島における大型クルーズ船の寄港地については、環境や社会面でのキャパシティを科学的に評価した上で、那覇港など既存の港湾施設を活用するべきであり、南西諸島の自然資源の保全と利用の観点から大型クルーズ船の寄港地開発は新たに行うべきではないと思料するが、政府の見解を明らかにされたい。

右質問する。

・・・・・なるほど・・・・・

誘致ありきの議員さんたちとは問題意識に雲泥の差があることが分かる。

川田議員の質問主意書には鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町の大型クルーズ船寄港地誘致で危惧されることが分かりやすく記されています。

地元の議員さん方も勉強がてら質問主意書に目を通すことをお勧めします。(特に大型クルーズ船寄港地誘致推進派の瀬戸内町議にお勧め致します。ルビつけてないから読めるかが心配ww)

あと・・・国土交通省 観光庁ホームページに、とりあえずは問題意識ありますよ〜的な記載もあり。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

Click→→
国土交通省 観光庁ホームページより・観光庁に「持続可能な観光推進本部」を設置しました

観光庁に「持続可能な観光推進本部」を設置したんだとさ。

なんか長ったらしいネーミングです。

国土交通省 観光庁のホームページから引用→→→→→「観光は、世界において持続的な拡大と多様化を続けており、社会経済の発展を牽引する重要な役割を果たしています。我が国においても、2017年の訪日外国人旅行者数は前年比19%増の2,869万人、消費額は前年比18%増の4兆4,162億円といずれも過去最高を記録しており、観光は我が国の経済を支える産業となっています」
その一方で、世界各国では観光客の急増による影響が深刻な課題となっている地域もあり、我が国でも一部の観光地においては地域住民の生活環境などに影響が生じ始めております
「また、国連においても、昨年は「持続可能な観光国際年」とされ、旅行者と地域住民との共存・共生に関する議論の機運が高まっているところです」
「こうした背景を踏まえ、以下のような持続可能な観光に関する課題について、顕在化する問題事例を把握するとともに、対応策を検討するため、観光庁に「持続可能な観光推進本部」を6月18日付で設置いたしました」
「今後、関係省庁とも連携しながら、増加する観光客のニーズと観光地の地域住民の生活環境の調和を図り、両者の共存・共生に関する対応策のあり方を総合的に検討・推進してまいります」

(課題の例)
・ 外国人観光旅客の集中による観光地域の混雑
・ 外国人観光旅客の増加による住民の生活環境の変化
・ 外国人観光旅客のマナー

(参考)「持続可能な観光推進本部」の体制
本部長:観光庁長官
事務局長:観光庁観光地域振興部長
本部員:観光庁各課室長

・・・・・持続可能?

そりゃそうだよね。

当たり前の話すぎて何を今さらおっしゃっているのですか?って頭をパシッと叩きたくなるww

上記問題について、過去にトラベルボイス・観光産業ニュースが記事を配信していました。

Click→→
トラベルボイス・観光産業ニュース・2018/4/7・観光客の増え過ぎ問題「オーバーツーリズム」で人気ビーチが入域制限、タイ・映画ロケ地ではサンゴ礁が消滅、観光客増より「持続可能なツーリズム」を【外電】

記事を一部引用→→→「タイでは、海洋国立公園の多くが5月中旬から10月中旬にかけて閉鎖となる。しかし1999年、マヤ湾はアレックス・ガーランドの小説をもとにした映画『ザ・ビーチ』のロケ地となり、人気が沸騰。以来、通年で旅行者を受け入れ続けた。その結果、訪問者数は、一日平均でボート200台・4000人までに拡大。最近、海洋生物学者が実施した調査では、同地域のサンゴ礁は大部分が消え、かつて見られた海の生態系も失われてしまった。その観光地が受け入れられる許容限度を超えて観光客が訪問している過剰混雑の状態の、いわゆる『オーバーツーリズム』が招いた結果といえる。

さらに今月の6日には日本国内に関する記事もClick→→
トラベルボイス・観光産業ニュース・2018/7/6・岐阜・白川郷、観光客の増え過ぎで入村制限、集落ライトアップ時は完全予約制に

記事を一部引用→→→「岐阜県の白川郷観光協会は、2019年1月の白川郷ライトアップイベントで、来場者を抽選式の完全予約制とする方針を発表した。観光客が急激に増加したことで現地の受け入れ能力を超える『オーバーツーリズム』への対応策の一環だ。

「同イベントの開催は来年で33年目。毎年多くの観光客が訪れるが、最近は村の受け入れ能力を大幅に超え、現場では様々なトラブルが発生していた。イベント当日に数千人が訪れて大渋滞となるのに加え、おおむね半数近くがインバウンド客となっている状況下で、外国人対応スタッフの対応配置などをおこなっても現場では混乱する事態も。また、イベント時期に限らず、中華圏の団体客が多いために個人旅行の欧米系旅行者が白川郷を敬遠し始めているという課題も抱えているという」

まぁ〜なんてのかなぁ〜

議論を尽くす努力もせず、ただ寄港地誘致を推し進めようとする議員さんたちって、ある意味、確信犯的ボンクラ不誠実ご機嫌取りナンチャッテ政治家(かくしんはんてき ぼんくら ふせいじつ ごきげんとり なんちゃって せいじか)だと言えるのでは?

瀬戸内町の確信犯的ボンクラ不誠実ご機嫌取りナンチャッテ政治家の皆さん!

ボッーっとした顔でメリットだけ考えるのではなく、起こりうるデメリットについても少しは脳ミソを使う努力をしてみては如何でしょうか?

次回へ続く。

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Author:7ドラゴン
世の中には表に出て来ない話が山ほどあります。
新聞にも週刊誌にも載ることはありません。
そのような見過ごされそうな問題をボクなりの視点で皆さんにお伝えして行こうと思います。
主に鹿児島県内の問題。
情報があれば九州管内の問題についても呟きますのでおヒマな時にはご訪問下さい。
宜しくお願い致します。

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