奄美大島 瀬戸内町が目指している大型クルーズ船寄港地誘致は問題だらけ!それより先にやるべきことがあるのでは?
奄美大島 瀬戸内町が目指している大型クルーズ船寄港地誘致は問題だらけ!それより先にやるべきことがあるのでは?
【瀬戸内町 ホノホシ海岸】
先日、大阪の知人が奄美大島に旅行に行ったとの話を聞いた。
来島の際に奄美大島の何処を回ったか聞いてみたところ、龍郷町のホテルに宿泊しマリンスポーツを楽しみ、その後カヌーに乗りマングローブ見物、最後は奄美のクロウサギウォッチング。
インスタ映えする写真が多く撮れたと喜んでいた。
瀬戸内町には行かなかったのか?と聞くと、「行かなかった」との回答。
行かなかった理由は「興味はあったが二泊三日の旅行だったため、行く時間がなかった」との返事だった。
・・・・・なるほど・・・・・
2泊3日程度の旅行であれば瀬戸内町方面まではなかなか足が向かないと言うことか。
ちなみにその友人の友人も先月奄美大島に2泊3日で遊びに来ていたが、やはり瀬戸内町まで足を伸ばしていなかった。
瀬戸内町にも多くの観光地があるが、レンタカーを使用しての旅行なだけに距離のある瀬戸内町まで足が向かなかったということなのか?
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連
島に暮らす者に聞くと、「せっかく奄美大島に来たのであれば南の海を見ないと損だよ!」と言う。
島内には絶景スポットが数多くあるが、特に瀬戸内町には南の島特有の絶景スポットがあるそうだ。
では何故?瀬戸内町方面に行かなかったのか?
名瀬港や奄美空港から遠いという欠点はあるが、その他にも理由があるのではなかろうか?
例えば瀬戸内町が観光地を十分にアピール出来ていない・・・宣伝不足に戦略ミス。
瀬戸内町と観光協会の努力が足りないとは言わないが、結果訪れる客が瀬戸内町での観光を諦めそのまま帰路につくということは、ある意味見所満載の瀬戸内町の売り込みが失敗していると見るべきではないか?
奄美大島に来た際は何が何でも瀬戸内町まで来て頂きたいというおもてなしのサービスが行き渡っていないということでしょう。
【鹿児島県ホームページ 観光客の情報P66より】
それにしても瀬戸内町は相変わらず大型クルーズ船寄港地誘致が問題となっている。
賛否両論あるのは十分承知しているが、推進派の方々の推進理由が実に短絡的。
努力を惜しみ、楽して一気に景気浮揚しようだなんて虫が良すぎるというか・・・
こんな調子だからこそ、真顔で22万トン級の大型クルーズ船を呼び込むなんて無謀な発想が湧いてくるのだ。
道路や駐車場、下水道を含む水処理、観光客の受け入れ施設、急病人の受け入れ体制、救急車や消防車の数、通訳やガイド、大量の事業系一般廃棄物に産業廃棄物、経済効果を唱うのであればショッピングモールに飲食店・・・いずれも数千人の観光客を前提としたプランを構築しなくてはならない。
今の瀬戸内町を見てみると上記に掲げた問題点を1つとしてクリアー出来ていない。
にもかかわらず、瀬戸内町も地元経済団体も推進の立場を示し、寄港地誘致ありきでしか考えていない。
無責任と言うか・・・計画性がないと言うか・・・要するに全てがテゲテゲだ。(注・テゲテゲとは鹿児島弁でいい加減という意味)
先ずやるべきことは、瀬戸内町も観光協会も大型クルーズ船寄港地誘致なんて夢見たいなことばかり考えるのではなく、奄美大島を訪れる目先の観光客をどのようにして瀬戸内町に立ち寄らせるかが課題なのでは?
今以上に瀬戸内町に足を運んでもらうための戦略を練るべきだろう。
目先の数十人、数百人の観光客をも満足させらない状況下で、一足飛びに数千人の観光客を相手に経済効果を語るには100年早いと思うのだが・・・
それと・・・先日ニュースで「鹿児島県 奄美大島周辺海域でサンゴ礁が半減?」と報じられていたが、奄美大島各市町村長はこのニュースを受け危機感を持たねばならない重大ニュースだったはずだ。
今年6月から7月にかけて環境省が鹿児島県・奄美大島周辺と沖縄県のサンゴ礁を調べた結果、奄美大島に近い加計呂麻島で、生きたサンゴの割合が昨夏に比べ半減した場所が確認されたと発表した。
昨年8月に加計呂麻島の北岸を調査した際には海底に占める生きたサンゴの面積の割合が8割だったが、今年6月の調査ではその多くが死滅し、生きているサンゴは4割に激減していたそうだ。
サンゴが死滅した原因は海水温が30度程度を超え、栄養分などを供給する褐虫藻が抜けて白化し死滅したとみられるとの見解だが、それはあくまでも単なる見解に過ぎず、死滅の原因を海水温の上昇だと断定するにはいささか軽率すぎるような気がする。
環境省に丸投げするのではなく、奄美大島各市町村も独自で調査すべきだろう。
サンゴ礁が激減するということは、奄美大島の観光にとっては致命傷だと言っても過言ではない。
大掛かりな調査を行うべきだと言っているのではない。
海底に関連する眼の前の事案を精査することも必要ではないのか?と、問題提起しているのだ。
例えば・・・養殖場周辺の海底に沈殿していると思われる養殖漁エサの問題・・・さらには、地域住民の意見をも聞かず強引に行われている海砂の採取・・・
専門家や海砂採取事業者に言わせるとそれらはサンゴ礁の死滅とは無関係だと断言するだろうが、果たして100%無関係だと言えるだろうか?
可能性が1%でもあるならば地元自治体は調べる努力をすべきである。
やるべきことをせず、すべて他力本願でボ〜ッとすることは誰にでも出来る。
次回は瀬戸内町 請島海域での海砂採取問題について呟きたいと思う。
PS・・・鎌田町長は本当の意味での「おもてなし」を学ぶべきだろう。
お・も・て・な・し
2つとも↓ポチッとClick ↓ヨロシクお願いします。


【瀬戸内町 ホノホシ海岸】
先日、大阪の知人が奄美大島に旅行に行ったとの話を聞いた。
来島の際に奄美大島の何処を回ったか聞いてみたところ、龍郷町のホテルに宿泊しマリンスポーツを楽しみ、その後カヌーに乗りマングローブ見物、最後は奄美のクロウサギウォッチング。
インスタ映えする写真が多く撮れたと喜んでいた。
瀬戸内町には行かなかったのか?と聞くと、「行かなかった」との回答。
行かなかった理由は「興味はあったが二泊三日の旅行だったため、行く時間がなかった」との返事だった。
・・・・・なるほど・・・・・
2泊3日程度の旅行であれば瀬戸内町方面まではなかなか足が向かないと言うことか。
ちなみにその友人の友人も先月奄美大島に2泊3日で遊びに来ていたが、やはり瀬戸内町まで足を伸ばしていなかった。
瀬戸内町にも多くの観光地があるが、レンタカーを使用しての旅行なだけに距離のある瀬戸内町まで足が向かなかったということなのか?
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島に暮らす者に聞くと、「せっかく奄美大島に来たのであれば南の海を見ないと損だよ!」と言う。
島内には絶景スポットが数多くあるが、特に瀬戸内町には南の島特有の絶景スポットがあるそうだ。
では何故?瀬戸内町方面に行かなかったのか?
名瀬港や奄美空港から遠いという欠点はあるが、その他にも理由があるのではなかろうか?
例えば瀬戸内町が観光地を十分にアピール出来ていない・・・宣伝不足に戦略ミス。
瀬戸内町と観光協会の努力が足りないとは言わないが、結果訪れる客が瀬戸内町での観光を諦めそのまま帰路につくということは、ある意味見所満載の瀬戸内町の売り込みが失敗していると見るべきではないか?
奄美大島に来た際は何が何でも瀬戸内町まで来て頂きたいというおもてなしのサービスが行き渡っていないということでしょう。
【鹿児島県ホームページ 観光客の情報P66より】
それにしても瀬戸内町は相変わらず大型クルーズ船寄港地誘致が問題となっている。
賛否両論あるのは十分承知しているが、推進派の方々の推進理由が実に短絡的。
努力を惜しみ、楽して一気に景気浮揚しようだなんて虫が良すぎるというか・・・
こんな調子だからこそ、真顔で22万トン級の大型クルーズ船を呼び込むなんて無謀な発想が湧いてくるのだ。
道路や駐車場、下水道を含む水処理、観光客の受け入れ施設、急病人の受け入れ体制、救急車や消防車の数、通訳やガイド、大量の事業系一般廃棄物に産業廃棄物、経済効果を唱うのであればショッピングモールに飲食店・・・いずれも数千人の観光客を前提としたプランを構築しなくてはならない。
今の瀬戸内町を見てみると上記に掲げた問題点を1つとしてクリアー出来ていない。
にもかかわらず、瀬戸内町も地元経済団体も推進の立場を示し、寄港地誘致ありきでしか考えていない。
無責任と言うか・・・計画性がないと言うか・・・要するに全てがテゲテゲだ。(注・テゲテゲとは鹿児島弁でいい加減という意味)
先ずやるべきことは、瀬戸内町も観光協会も大型クルーズ船寄港地誘致なんて夢見たいなことばかり考えるのではなく、奄美大島を訪れる目先の観光客をどのようにして瀬戸内町に立ち寄らせるかが課題なのでは?
今以上に瀬戸内町に足を運んでもらうための戦略を練るべきだろう。
目先の数十人、数百人の観光客をも満足させらない状況下で、一足飛びに数千人の観光客を相手に経済効果を語るには100年早いと思うのだが・・・
それと・・・先日ニュースで「鹿児島県 奄美大島周辺海域でサンゴ礁が半減?」と報じられていたが、奄美大島各市町村長はこのニュースを受け危機感を持たねばならない重大ニュースだったはずだ。
今年6月から7月にかけて環境省が鹿児島県・奄美大島周辺と沖縄県のサンゴ礁を調べた結果、奄美大島に近い加計呂麻島で、生きたサンゴの割合が昨夏に比べ半減した場所が確認されたと発表した。
昨年8月に加計呂麻島の北岸を調査した際には海底に占める生きたサンゴの面積の割合が8割だったが、今年6月の調査ではその多くが死滅し、生きているサンゴは4割に激減していたそうだ。
サンゴが死滅した原因は海水温が30度程度を超え、栄養分などを供給する褐虫藻が抜けて白化し死滅したとみられるとの見解だが、それはあくまでも単なる見解に過ぎず、死滅の原因を海水温の上昇だと断定するにはいささか軽率すぎるような気がする。
環境省に丸投げするのではなく、奄美大島各市町村も独自で調査すべきだろう。
サンゴ礁が激減するということは、奄美大島の観光にとっては致命傷だと言っても過言ではない。
大掛かりな調査を行うべきだと言っているのではない。
海底に関連する眼の前の事案を精査することも必要ではないのか?と、問題提起しているのだ。
例えば・・・養殖場周辺の海底に沈殿していると思われる養殖漁エサの問題・・・さらには、地域住民の意見をも聞かず強引に行われている海砂の採取・・・
専門家や海砂採取事業者に言わせるとそれらはサンゴ礁の死滅とは無関係だと断言するだろうが、果たして100%無関係だと言えるだろうか?
可能性が1%でもあるならば地元自治体は調べる努力をすべきである。
やるべきことをせず、すべて他力本願でボ〜ッとすることは誰にでも出来る。
次回は瀬戸内町 請島海域での海砂採取問題について呟きたいと思う。
PS・・・鎌田町長は本当の意味での「おもてなし」を学ぶべきだろう。
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Re:非公開コメントさんへ!
非公開コメントさんへ!
本当にその通りだと思います。
おもてなしもそうですが、本気で瀬戸内町の未来を考えているのか?と、首をひねりたくなります。
非公開コメントさんのご意見は勉強になります。
今後とも様々な角度からのご意見宜しくお願い致します。
鹿児島暴露クラブ 管理人
本当にその通りだと思います。
おもてなしもそうですが、本気で瀬戸内町の未来を考えているのか?と、首をひねりたくなります。
非公開コメントさんのご意見は勉強になります。
今後とも様々な角度からのご意見宜しくお願い致します。
鹿児島暴露クラブ 管理人
Re:非公開コメントさんへ!コメントありがとうございます!
コメントありがとうございます。
奄美大島は風速40メートル以上だとか。
大丈夫ですか?
最近は逆ルート台風や連続台風ばかりですね。
被害が少なければいいのですが。
m(._.)m
奄美大島は風速40メートル以上だとか。
大丈夫ですか?
最近は逆ルート台風や連続台風ばかりですね。
被害が少なければいいのですが。
m(._.)m