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奄美の自然を守る会が瀬戸内町に公開質問状提出! 鹿児島県には誘致撤回を求める書名簿3052人分を提出!瀬戸内町大型クルーズ船寄港地誘致問題

奄美の自然を守る会が瀬戸内町に公開質問状提出!
鹿児島県には誘致撤回を求める書名簿3052人分を提出!瀬戸内町大型クルーズ船寄港地誘致問題

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8月29日の地元紙 南日本新聞に「クルーズ船誘致住民が公開質問状」との記事が掲載されました。

以下は記事の書き起こしです。

瀬戸内町が町西部の西古見地区に世界最大級の大型クルーズ船(22万トン級)の寄港を誘致する計画に関し、反対する住民グループ・奄美の自然を守る会(田原敏也代表)は28日、町の姿勢を問う公開質問状を提出した。

質問状では、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録延期を勧告した国際自然保護連盟(IUCN)が、その評価書で適切な観光客管理の仕組みづくりを促したことについて、「町としてどのように応えようと考えているか」など4項目の回答を求めた。

また、三反園訓県知事に誘致撤回を求める町内外3052人分の書名を提出した。

田原代表は「船が大きすぎることが問題。素晴らしい自然が残る西古見地区の開発も必要ない」と話した。

町は住民理解が進んでいないことを理由に、国・県との交渉を凍結している。【書き起こし終了】

・・・・・なるほど。

ついに地元の市民団体から公開質問状が提出されたんですね。

町内外から3052人分の書名を集めたそうですが、3052人分となるとかなりの時間と労力を要したことでしょう。

と同時に、それだけ多くの方々が瀬戸内町の大型クルーズ船寄港地誘致問題に関心を持っているということが分かりました。

今さら言うまでもありませんが、世界自然遺産登録を目指していることから分かるように奄美大島は自然豊かな島です。

その島の魅力に惹かれ奄美大島に移住された方々も多くいると聞いています。
また、奄美大島を出て島外で暮らす奄美出身者もテレビ番組等で取り上げられる郷土奄美大島の自然を懐かしむと同時に、改めて故郷の自然の豊かさを実感したのではないでしょうか。

また、奄美大島で暮らす住民も自分たちの暮らす島には素晴らしい大自然があった・・・と、気付かされたはずです。

しかし、どこの地域も抱えている問題があります。
過疎化や税収の減少、住民の高齢化など様々な問題で苦境に立たされているのが現状で、各自治体は頭を悩ませているのも事実。

奄美大島の各自治体は対応策の1つとして自衛隊の駐屯地誘致を決め、奄美市はもとより瀬戸内町までもが誘致に賛同し現在のような自衛隊関連施設の建設ラッシュへと繋がっているのです。

自衛隊が来島すれば人が増えお金が落ちると考えたのでしょう。

しかし、その反面昼夜問わず飛び交う米軍のオスプレイ・・・頻繁に起る奄美空港への緊急着陸・・・狭い道路を行き交う自衛隊車両・・・一見どうでもいいような日常ですが、自衛隊誘致という1つの判断がじわりじわりと生活に変化をもたらし、当初気にもならなかったオスプレイの飛行でさえ月日を追うごとに問題となりつつあります。

自衛隊誘致が決まると同時に、米軍機のルール無視の飛行訓練がさらに増したと言われている以上、自衛隊誘致と米軍機のルール無視の飛行訓練とは無関係とは言えないはずです。

「話が違う!」「こんなはずではなかった・・・」・・・この手の話はよくある話。

だからこそ、「話が違う!」「こんなはずではなかった・・・」を実体験し又は見聞きした者は慎重にならざるを得ないのです。

今回、奄美の自然を守る会という市民団体が瀬戸内町に対し公開質問状を、また、県に対し誘致撤回を求める書名簿を提出しました。

公開質問状の中で、会の代表は「船が大きすぎることが問題。素晴らしい自然が残る西古見地区の開発も必要ない」と話しています。

瀬戸内町が一気に進めようとした大型クルーズ船寄港地誘致について、今一度立ち止まり再考すべきではないのか?
素晴らしい自然が残る西古見に手をつけることが町の活性化に繋がると考えているのか?

寄港地誘致ありきの瀬戸内町に対しそう問うているのではないでしょうか?

今年3月 瀬戸内町の鎌田町長は「国土交通省が示す住民の視点からの島嶼クルーズの意義として雇用の増加、多様化、地元産品の販売増等の項目がある。もし本町に誘致が実現した場合はこの意義をもとに協議していきたい」と話しています。

さらには、「勇気を持ち新たな取り組みを」とも明言しています。

鎌田町長にとっての新たな取り組みとはいったいどういう取り組みなのでしょうか?

国土交通省が示した雇用の増加、多様化、地元産品の販売増等を指しているのでしょうか?

「この意義をもとに協議していきたい」と述べていることから、鎌田町長の誘致プランが如何に脆弱かつ無計画であるかがよく分かります。

誘致を決定した後にプランを考えます。
必ず成功するはずです。
国家プロジェクトです。
国のやることに間違いはありません。
・・・・・鎌田町長はそう考えているのでは?

そのレベルの発想で寄港地誘致を進めていたのか?

皆が不安を感じるのも当たり前です。

鎌田町長は22万トン級の大型クルーズ船寄港地誘致を計画した際、奄美大島 瀬戸内町の環境保全についてどこまで考えたのでしょうか?

ちなみに大手クルーズ船運営会社の総合的な環境プログラムを調べてみました。

【排水処理について】

船上で生産もしくは積載された水はその目的に応じて使用され、多くの場合現地、国および国際的に規定された法や規制基準を上回る方法で放出しています。

排水は、主に雑排水、汚水、ビルジ水の3種類に分類できます。

【雑排水と汚水】

雑排水(シャワー、洗面台、食器洗浄機)や汚水(トイレ)などの廃棄においては、米国および国際的な環境基準をすべて満たしております。
全ての客船には、米国湾岸警備隊より舶衛生装置として認定を受けた水処理施設を完備しています。
汚水は、この排水処理装置で自然に分解・殺菌されます。
処理された排水は、港から最低12マイルというこれも法律で義務付けられた距離より離れた場所で放出されます。(注・12マイル→約19km)

2020年までには、膜ろ過と紫外線を活用した、現代技術で可能な最高レベルの水処理システムを所有船の80%に整備する予定です。

一部の雑排水は、汚水と合わせてより高度な汚水処理施設で処理することもありますが、船上に保存したまま出港してから、すべての法律・規制に準拠しつつ、海に放出しています。

【生ごみの廃棄】

国際、地域、国の環境法では、船が港より12海里離れ且つ25mm以下まで細かくされた状態であれば、生ゴミは海に排出することが許可されています。(12海里→約22km)

・・・・・ボクは素人ですからよく分かりませんが、上記の環境プログラムを見る限り法令に抵触しない範囲であれば汚水や生ゴミの海洋投棄も認められています。

いくら基準値内であったとしても、奄美大島近海に汚水や生ゴミが投棄されることは好ましくありません。

そこら辺の海と奄美大島の海を一緒にしないでくれ!と考える島民は多いのでは?

22トン級のクルーズ船から排出される汚水や生ゴミってどれだけの量?

日本国内の法律はどうなっているのか?

一般市民には分かりません。

何がいいたいかと言うと・・・鎌田町長は「何も決まっていませ〜ん」「国とも具体的な話はしておりませ〜ん」と、胸を張り言っていますが、町長なら寄港地誘致を検討した時点で必要最低限のことくらいチェックし、今年の4月〜5月に行なわれた町政懇談会の場で環境にかかることくらいは説明すべきだったと思います。

町民に伝えるべき情報はあったはずです。

瀬戸内町の説明は住民が納得出来るレベルのものではありません。

今回、奄美の自然を守る会が公開質問状を提出致しました。

公開質問状の内容について詳しくは分かりませんが、内容を見ずとも「素晴らしい自然が残る西古見地区の開発も必要ない」との言葉から質問状に何が書かれているか分かるような気がします。

瀬戸内町の鎌田町長は公開質問状に対しシッカリと回答すべきです。

それと・・・奄美の自然を守る会の方々が瀬戸内町に提出された質問状は単なる質問状ではなく公開質問状となっていました。

瀬戸内町から回答を得た場合は、是非とも公開質問状とそれに対する回答について公開していただければと考える次第です。(注・公開質問状と瀬戸内町からの回答書の内容が気になる町民の方々も多いはずです。ちなみにボクも気になります。)

あっ!そうそう!
国土交通省もなかなかですよね。
大型クルーズ船寄港地誘致については自治体が決めることだとか言ってますが、鹿児島県にはシッカリと国土交通省からの職員さんが出向して来ています。

マジ段取りが良すぎるww

瀬戸内町は住民理解が進んでいないことを理由に、国・県との交渉を凍結していると言っているようですが、はぁ〜?住民理解が進んでいない?

そもそも住民に理解なんて求めていなかったじゃないですか!

国・県との交渉を凍結?
いやいや!国・県との交渉以前の問題でしょ。

鎌田町長はスタートラインにすら立っていないことを自覚すべきではないでしょうか?

次回へ続く。

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No title

なんか反対派組織にありがちな「〇〇の会」みたいなのって
実態はゴネ得を狙った利権団体で、反対署名だって部外者と言っていい他県のプロ市民ばっかり。
表向きは「自然保護」とか「反戦」とか聞こえのいいことを言ってますけど、狙いは補償金などの利得追及のケースがほとんど。
そんな輩が住民の生活なんか全く眼中ナシで推進派と利権を奪い合う泥仕合に明け暮れ・・・・・・。
そちらもそんな方向に動きそうなイヤな予感しまくりです。

そうならないように先ずは住民投票で総意を問うてみるとこから始めるのがいいのでは?
プロフィール

7ドラゴン

Author:7ドラゴン
世の中には表に出て来ない話が山ほどあります。
新聞にも週刊誌にも載ることはありません。
そのような見過ごされそうな問題をボクなりの視点で皆さんにお伝えして行こうと思います。
主に鹿児島県内の問題。
情報があれば九州管内の問題についても呟きますのでおヒマな時にはご訪問下さい。
宜しくお願い致します。

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