気になるニュース!奄美大島の「リュウキュウアユ」減少で臨時会議・激減の理由は海水温の上昇?人為的要因も検証すべき!【奄美大島 奄美市】
気になるニュース!奄美大島の「リュウキュウアユ」減少で臨時会議・激減の理由は海水温の上昇?人為的要因も検証すべき!【奄美大島 奄美市】
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「リュウキュウは以前より少なくなったと思いますよ・・」
「環境の変化もあるかもしれませんが、河川工事などの影響もあるのでは?工事の際は最低限のルールは守ってくれなきゃそのうち鮎もいなくなるだろうね」
そう語ったのはリュウキュウが生息する河川近くに住む住民だった。
・・・・・・・・・・
地元で囁かれていたとおりのことが現実となった。
地元メディアの報道によると。
【リュウキュウアユ存続危機 3500匹弱、個体数過去最低 海水温上昇が影響か 奄美大島】
南海日日新聞・6月17日配信
鹿児島県の奄美大島に唯一生息する天然のリュウキュウアユの個体数が、2018年春の5万6733匹から19年春は3499匹にまで激減し、調査を開始した06年以降、過去最低だったことが分かった。
奄美リュウキュウアユ保全研究会(会長・四宮明彦元鹿児島大学教授)が15日、鹿児島市で発表した。
「昨冬の海水温の上昇が仔稚魚の生存率を低下させたのが主要因」とみている。
リュウキュウアユは毎年秋ごろ川で産卵。生まれた仔稚魚は海に流され育ち、春に再び川へ上ってくる。
同会は19年5月16~17日、奄美市、宇検村、龍郷町、瀬戸内町の14河川で、上ってきた仔稚魚数をシュノーケリングで目視調査した。
それによると、全河川で著しく少ないことが分かり、主な産卵場所では▽役勝川(奄美市)1639匹▽川内川(同)50匹▽住用川(同)1710匹▽河内川(宇検村)31匹―だった。
同会は「川内川と河内川は個体群の存続が危惧される」と警鐘を鳴らしている。
主な原因として考えられるのは地球温暖化による海水温の上昇。仔稚魚は高水温に対して耐性が低い。名瀬測候所が発表した18年12月~19年3月の平均気温は約17度で、前年同期の15,5度を約2度上回った。
同会はこの影響で海にいる仔稚魚の生存率が低下し、川へ遡上する個体数を激減させたとみている。
また近年、川沿いでリュウキュウアユを捕食する鳥類・カワウが増加。産卵場所が狙われることもあり、専門家を招いた対策も検討している。
今後は産卵場所となる河川の工事は、川を濁さずに行うよう関係機関に協力を依頼し、今年は個体数減少防止のため、リュウキュウアユのサンプル採取は認めないことなどを決めた。
リュウキュウアユは環境省のレッドリストで絶滅危惧1A類に位置付けられ、県も条例で希少種に指定し保護している。
特に奄美大島のリュウキュウアユは、東シナ海側と太平洋側で遺伝子が異なる。
そのため、東シナ海側の河内川に生息するリュウキュウアユが激減したことについては「貴重な遺伝子をもったアユが消滅する可能性が高い危機的状況」と指摘した。
長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科の井口恵一朗教授は「まずは地域の人々に絶滅の危機にあるリュウキュウアユの大切さを理解してほしい」と話している。
同会は7月、同川を中心に再調査を行う。
・・・・・・・・・・
【奄美大島の「リュウキュウアユ」減少で臨時会議】
MBCニュース・6月15日配信
奄美大島に生息するリュウキュウアユの個体数が減少していることを受け、調査を行っている鹿児島大学などは15日臨時の対策会議を開きました。
会議を開いたのは鹿児島大学などでつくる「奄美リュウキュウアユ保全研究会」です。野生のリュウキュウアユは、現在、奄美大島にしか生息しておらず、国の絶滅危惧種に指定されています。
研究会が先月奄美大島で行った調査では、14の河川で3499匹が確認されましたが、去年の5万6733匹と比べて激減しており2006年以降最も少ない数となりました。去年、冬場の海水温が高かったため稚魚の生存率が低下したことや、「カワウ」による捕食の影響も考えられるということです。
鹿児島大学水産学部水圏科学分野久米元准教授
「水温が高かったということがひとつな大きな要因ではないかと考えている(潜っていたら通常はいっぱい個体が見られるが)ちょっとおかしいぞというくらい少なかった」
研究会では来月以降、再調査を行い保全に向けた対策を進めていくとしています。
・・・・・・・・・・
昨年の調査では5万6733匹。
ところが今回調べたところ僅か3499匹に激減。
減ったどころの騒ぎではない。
確かに海水温の上昇が主な原因だとは思うが、だからと言って最初から人為的要因を排除するなどということはあってはならない。
海水温の上昇は自然によるものであり、対処するにも直ぐに対応する術もない。
であれば、先ずは出来ることから取り組むべきだろう。
河川工事を行う際の施工方法の検証や河川改修工事の着工時期の見直し等々について、テスト的に徹底検証すべきではなかろうか?
河川工事については発注者も受注業者も両者「公共工事だからある程度のことは仕方ない」と、最初から「仕方ない」という考え方を持っている節が伺える。
ここで再認識しなくてはならないことは、リュウキュウアユは絶滅寸前だということだ。
絶滅してからでは遅い。
「海水温の上昇が原因だ!」
「俺たち建設会社に責任転嫁するのはおかしい!」
などと子供がいうような稚拙な言い訳をすることなく、出来る努力を尽くすべきである。
出来る努力を怠るようであれば、そもそも公共工事を受注する資格すらないと言える。
リュウキュウアユが生息する河川での工事については、通常の工事打合せレベルで済ますのではなく、出来ることならば官主催のもとワンランク上の講習会を実施し、リュウキュウアユが生息する河川工事に従事する作業員を教育し、講習会受講済みの作業員のみ河川工事に従事できるようするのも一つの考え方。
ここ数日、複数の河川を見ているが今のところ大きな問題は発生していない。
官公庁が休みとなる土曜、日曜、祭日が要注意であることから今後も注視していきたいと思う。
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「リュウキュウは以前より少なくなったと思いますよ・・」
「環境の変化もあるかもしれませんが、河川工事などの影響もあるのでは?工事の際は最低限のルールは守ってくれなきゃそのうち鮎もいなくなるだろうね」
そう語ったのはリュウキュウが生息する河川近くに住む住民だった。
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地元で囁かれていたとおりのことが現実となった。
地元メディアの報道によると。
【リュウキュウアユ存続危機 3500匹弱、個体数過去最低 海水温上昇が影響か 奄美大島】
南海日日新聞・6月17日配信
鹿児島県の奄美大島に唯一生息する天然のリュウキュウアユの個体数が、2018年春の5万6733匹から19年春は3499匹にまで激減し、調査を開始した06年以降、過去最低だったことが分かった。
奄美リュウキュウアユ保全研究会(会長・四宮明彦元鹿児島大学教授)が15日、鹿児島市で発表した。
「昨冬の海水温の上昇が仔稚魚の生存率を低下させたのが主要因」とみている。
リュウキュウアユは毎年秋ごろ川で産卵。生まれた仔稚魚は海に流され育ち、春に再び川へ上ってくる。
同会は19年5月16~17日、奄美市、宇検村、龍郷町、瀬戸内町の14河川で、上ってきた仔稚魚数をシュノーケリングで目視調査した。
それによると、全河川で著しく少ないことが分かり、主な産卵場所では▽役勝川(奄美市)1639匹▽川内川(同)50匹▽住用川(同)1710匹▽河内川(宇検村)31匹―だった。
同会は「川内川と河内川は個体群の存続が危惧される」と警鐘を鳴らしている。
主な原因として考えられるのは地球温暖化による海水温の上昇。仔稚魚は高水温に対して耐性が低い。名瀬測候所が発表した18年12月~19年3月の平均気温は約17度で、前年同期の15,5度を約2度上回った。
同会はこの影響で海にいる仔稚魚の生存率が低下し、川へ遡上する個体数を激減させたとみている。
また近年、川沿いでリュウキュウアユを捕食する鳥類・カワウが増加。産卵場所が狙われることもあり、専門家を招いた対策も検討している。
今後は産卵場所となる河川の工事は、川を濁さずに行うよう関係機関に協力を依頼し、今年は個体数減少防止のため、リュウキュウアユのサンプル採取は認めないことなどを決めた。
リュウキュウアユは環境省のレッドリストで絶滅危惧1A類に位置付けられ、県も条例で希少種に指定し保護している。
特に奄美大島のリュウキュウアユは、東シナ海側と太平洋側で遺伝子が異なる。
そのため、東シナ海側の河内川に生息するリュウキュウアユが激減したことについては「貴重な遺伝子をもったアユが消滅する可能性が高い危機的状況」と指摘した。
長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科の井口恵一朗教授は「まずは地域の人々に絶滅の危機にあるリュウキュウアユの大切さを理解してほしい」と話している。
同会は7月、同川を中心に再調査を行う。
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【奄美大島の「リュウキュウアユ」減少で臨時会議】
MBCニュース・6月15日配信
奄美大島に生息するリュウキュウアユの個体数が減少していることを受け、調査を行っている鹿児島大学などは15日臨時の対策会議を開きました。
会議を開いたのは鹿児島大学などでつくる「奄美リュウキュウアユ保全研究会」です。野生のリュウキュウアユは、現在、奄美大島にしか生息しておらず、国の絶滅危惧種に指定されています。
研究会が先月奄美大島で行った調査では、14の河川で3499匹が確認されましたが、去年の5万6733匹と比べて激減しており2006年以降最も少ない数となりました。去年、冬場の海水温が高かったため稚魚の生存率が低下したことや、「カワウ」による捕食の影響も考えられるということです。
鹿児島大学水産学部水圏科学分野久米元准教授
「水温が高かったということがひとつな大きな要因ではないかと考えている(潜っていたら通常はいっぱい個体が見られるが)ちょっとおかしいぞというくらい少なかった」
研究会では来月以降、再調査を行い保全に向けた対策を進めていくとしています。
・・・・・・・・・・
昨年の調査では5万6733匹。
ところが今回調べたところ僅か3499匹に激減。
減ったどころの騒ぎではない。
確かに海水温の上昇が主な原因だとは思うが、だからと言って最初から人為的要因を排除するなどということはあってはならない。
海水温の上昇は自然によるものであり、対処するにも直ぐに対応する術もない。
であれば、先ずは出来ることから取り組むべきだろう。
河川工事を行う際の施工方法の検証や河川改修工事の着工時期の見直し等々について、テスト的に徹底検証すべきではなかろうか?
河川工事については発注者も受注業者も両者「公共工事だからある程度のことは仕方ない」と、最初から「仕方ない」という考え方を持っている節が伺える。
ここで再認識しなくてはならないことは、リュウキュウアユは絶滅寸前だということだ。
絶滅してからでは遅い。
「海水温の上昇が原因だ!」
「俺たち建設会社に責任転嫁するのはおかしい!」
などと子供がいうような稚拙な言い訳をすることなく、出来る努力を尽くすべきである。
出来る努力を怠るようであれば、そもそも公共工事を受注する資格すらないと言える。
リュウキュウアユが生息する河川での工事については、通常の工事打合せレベルで済ますのではなく、出来ることならば官主催のもとワンランク上の講習会を実施し、リュウキュウアユが生息する河川工事に従事する作業員を教育し、講習会受講済みの作業員のみ河川工事に従事できるようするのも一つの考え方。
ここ数日、複数の河川を見ているが今のところ大きな問題は発生していない。
官公庁が休みとなる土曜、日曜、祭日が要注意であることから今後も注視していきたいと思う。
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