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ボクが言わなきゃ誰が言う?美しく言えば微妙な最終調整?悪く言えば完全な出来レース?鹿児島市交通局の鞍掛劇場はまだまだ続く!鹿児島市バス事業 路線移譲問題

ボクが言わなきゃ誰が言う?美しく言えば微妙な最終調整?悪く言えば完全な出来レース?鹿児島市交通局の鞍掛劇場はまだまだ続く!鹿児島市バス事業 路線移譲問題

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7月13日の地元紙20面に「市バス移譲『路線維持3年』短縮も・交通局と2社、協定終結」との見出しで記事が掲載されていました。

ハイハイ!協定締結する際に曖昧な文言が入って来るだろうとは想像していたが、ここまで露骨に恥じらうこともなく仕上げて来るとはある意味恐ろしささえ感じた。

ちなみに鹿児島暴露クラブ6月28日掲載分はこんな感じでした。

Click→→2019/6/28・気になるニュース!鹿児島市バス事業 路線移譲に理解求める・基本協定で原則3年間の維持が盛り込まれる?3年後は未定ってこと?

【6月28日掲載分から一部転載】
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

当初の目論見どおり民間移譲で幕引きと言うことですね。

「赤字」だから民間移譲。

民間移譲してしまえば赤字を解消出来る。

果たして民間移譲することが行政として正しい判断なのか?

行政サービスとは赤字だから黒字だからという理由で存続する、しない、を安易に結論付けるべきではありません。

特に市民の足となる公共の乗り物についてはなおさらでしょう。

「民間移譲したとしても何ら問題ありません!従来通りのサービスが提供出来ます!ご安心下さい!」という論法なのでしょうが、果たして従来通りのサービスを長期に渡り継続出来るか現時点では誰もわかりません。

民間企業が利益を顧みず社会貢献のためだけに赤字をも辞さない覚悟で事業継続の約束をするでしょうか?

答えはNOです

赤字路線はいずれ淘汰されて行くでしょう。

「努力はしましたがこれ以上の路線存続は無理です」の一言で終わりになる可能性が高いと思います。

減便や一部路線廃止は覚悟しなくてはなりません。

そのことが分かっているからこそ運行路線と便数については、来月2社と結ぶ予定の基本協定で、原則3年間の維持が盛り込まれているのでは?

運行路線と便数については基本協定の中で擦り合わせするという何ともアバウトな話

それと・・・原則3年間?

「とりあえずは3年間は続けて下さいね」と聞こえるのはボクだけでしょうか?

ってことは移譲される予定の路線は3年間は存続するが、それ以降についてはその時の状況次第ということになるのでは?

まぁ〜3年後に白旗が上がった場合、どうせ何かしらの名目で税金投入するに違いない。

でなきゃ民間企業が損する路線を「ありがとうございました」と受けるはずがない。

これだけの補助金では路線維持が困難なためさらなる救済措置を講じて下さいと言われた場合どうするのか?(注・残された路線〈採算の取れている〉の一部をさらに移譲する可能性すらある。そうなれば事実上の鹿児島市交通局バス事業の縮小となる)

結局のところ赤字路線を存続させるためには、自治体直営だろうが民間企業経営だろうが同じことだと思います。

結論から言えば赤字路線の民間移譲は、形が変わるだけで結果的には何ら変わりないということ。

民間企業の口を借りて行政サービスを整理するだけの話。(鹿児島市交通局はバス事業から撤退したいと考えているのではないかと疑いたくもなる)

本来であれば市民の足となる交通機関については赤字、赤字と目くじら立てて騒ぐことではないと思いますよ。

これが離島の自治体での話ならまだしも・・・鹿児島市の話ですからね。

【転載終了】

ここで再度、7月13日付の南日本新聞を見てみると・・・・・

【南日本新聞・7月13日配信記事を転載】

「市バス移譲『路線維持3年』短縮も・交通局と2社、協定終結」

鹿児島市交通局は12日、市バス39路線のうち10路線ずつ計20路線を移譲する鹿児島交通、南国交通の2社とそれぞれ基本協定を結んだ。経路と便数は「原則3年間維持」の予定だったが、「可能な限り3年間維持」とし、「運行の効率化を図る場合、協議した上で期間を変更できる」と明記した。

民間側の要望を受け入れた格好で、維持期間が3年より短くなる可能性がある。鞍掛貞之局長は「利便性に影響が出ないことが重要。現行の状態を長く続けてもらえるよう、今後も2社に求めていく」と話した。

協定書によると、鹿児島交通にはむらさきばる、城西、唐湊、桜ヶ丘、谷山の10路線、南国交通には吉野、城西、伊敷、明和の10路線28系統を移譲する。

期日は2020年4月1日、南国の明和の4路線は21年4月1日。

このはか、同局が所有するバス待機場や車両について、売買または有償貸し出しできるなどとした。

協定終結を受け、鹿児島交通の西村将男副社長は「経路は原則維持し、安全運行に努める」、南国交通の萩元千博社長は「路線を安全に引き継ぎ、公共交通事業者の責任を果たす」とコメントした。

路線移譲は、市バス事業の赤字を圧縮し、2026年度までに同局全体の収支均等を図る狙い。

バス事業課職員は19年4月1日現在で188人。移譲に伴い75人程度が余剰となる見込みで、年明けに属託職員向けの再就職支援説明会を開く。

【南日本新聞・7月13日配信記事 転載終了】

鞍掛局長も鹿児島交通も南国交通も皆さん口を揃えて立派なことをおっしゃってはいるが、協定の中身を見ると逃げ道だらけの形だけの書類。

鹿児島市交通事業経営審議会だったっけ?9名の委員さんたちが好き勝手言ってたけどさぁ〜結局のところ方向性だけ示しただけで肝心な括りは入れていなかったってことになりませんか?

路線移譲3年が短縮される可能性がある協定を締結したってことはそういうことになりますよね。

これじゃ〜まるで御用聞き専門の委員さんだったと言われても仕方ないと思うのですが・・・・・

市議会で小川みさ子議員が「丁寧な手続きを欠いていて、市民不在で進められている」と指摘したばかりでしたが、その数週間後には「経路と便数は原則3年間維持」の予定が、一転して「可能な限り3年間維持とし、運行の効率化を図る場合、協議した上で期間を変更できる」と、骨抜きとも思える内容で協定を締結した。

3年間維持が「可能な限り3年間維持」に変わった。

鹿児島市民の皆さん!鞍掛劇場がまだまだ続きそうな嫌な予感がしませんか?

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Re: 38さんへ

38さん!あの方の父親の話は全く分かりません!
差し支えなければ囁いて下さい。

鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン

え⁈こんな記事出してないでしょう、単独で…。いい事書いてるのに。出し忘れてないですか⁈
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