参考になるコメントをいただきました!JAについて議論したいと思います!鹿児島のJAもいろんなことがありましたよね【鹿児島JA・鹿児島JA中央会・奄美農業協同組合】
参考になるコメントをいただきました!JAについて議論したいと思います!鹿児島のJAもいろんなことがありましたよね【鹿児島JA・鹿児島JA中央会・奄美農業協同組合】
Click→→2019/11/9・鹿児島県奄美大島瀬戸内町で11月に入りが11匹のミカンコミバエが確認!
【11月9日掲載記事に数名の方からコメントをいただきました!賛否両論あって当たり前だと思います。その中でJAについてボクの意見を述べたいと思います】
《11時9日掲載記事は以下のとおりです》
鹿児島県奄美大島瀬戸内町で11月に入りが11匹のミカンコミバエが確認!
【数年前にミカンコミバエが発生した際に不法投棄されたタンカン】
Click→→奄美新聞・2019/11/8・ミカンコミバエ新たな誘殺確認
Click→→南海日日新聞・2019/9/28・奄美大島 ミカンコミバエ初動防除終了
MBCニュース・11月8日配信【瀬戸内町でミカンコミバエ確認】
奄美大島の瀬戸内町で、今月に入り、果実などの害虫ミカンコミバエが11匹確認されました。
鹿児島県によりますと、ミカンコミバエは今年6月に、瀬戸内町の与路島で1匹が見つかり、屋久島や徳之島など県内で合計26匹が確認されています。
県によりますと、瀬戸内町ではこれまでに、合計19匹が見つかりました。ミカンコミバエは2015年に奄美大島などで確認され、タンカンなどが島外に出荷できなくなり、被害額は5億6600万円にのぼりました。
県と門司植物防疫所名瀬支所は、ミカンコミバエが見つかった地点から半径5キロ圏内にわなを増設するなど、対策を進めています。
・・・・・・・・・・
失礼な話かもしれないが、一部の生産農家はミカンコミバエ様々と思っているとの話を聞いたことがある。
ミカンコミバエが発生した場合、生産者は被害の拡大防止へ果実の土中埋設処分を余儀なくされるが、その際に廃棄量にあわせ一定額補償されることから、安く買い叩かれるよりずっとマシなのだそうだ。
島外から来るバイヤーは生産者の苦労などお構いなしに1円単位どころか、な・・・な・・・なんと・・・「50銭」単位で交渉を持ちかけてくる場合もある。
ってな訳で、ボクが聞いた話によると、ミカンコミバエ発生は本音で言うと「ラッキー」、たてまえで言うと「苦労して育てたのに残念」とのことらしい。
不謹慎な話ではありますが、この記事を読んでうなずいている生産農家のおじさん、おばさん、結構たくさんいらっしゃると思いますよ!
【11月9日掲載記事 転載終了】
この記事に対しコメントをいただきました。
時系列でコメントを追ってみました。
【11月9日AM7時11分・名無しさんからのコメント】
私は、タンカンを栽培してますが、毎年青果場に持って行くとセンサーではねもの扱いにされて大変苦しい思いをしてますが、今回のミカンコミバエがまた大量発生してくれたらミカンの単価も最高単価に上がるのでどうかミカンコミバエ様々大量発生願ってます。
【11月9日AM8時28分・・・・さんからのコメント】
先の方の話は本当ですか?毎年センサーでハネモノ扱い?自分で選果場に持って行って光センサー選別をして外品を市場に持って行き、五キロ袋に加工用と書いて出さない限りはキロ100円を下回ることはほぼ無いと思いますが。。。?
出荷するたんかんがA品なら300円以上(高値はキロ600~800円)になるはずです。専業農家と庭先農家が一緒の価格になるはずは無く、農薬散布や品質管理をしっかりとしていないって事でしょう?あと、前の補償額は最低が170円ぐらいだったかと記憶しています。
ちゃんと生産してた農家は600円位が最高額だった思います。
ミカンコミバエが大量発生して島外への出荷停止措置が行われれば、島外のバイヤーへの販売は違法となり出来ないはずです。(島内消費は可) 前はたんかんだけ補償して、流通業者や販売業者・加工業者には補償なしで、消費が冷え込みました。ミカンコミバエ様々と言っている人は自分のこちだけではなく、大きな目で見てほしいです・・・
【11月9日PM1時51分・名無しさんのコメントに管理人が返信】
コメントありがとうございます!
買い叩かれるくらいならミカンコミバエにやられたほうが金になるそうですね。
JAのピンハネ。
買い付け業者のエゲツない叩き買い。
ミカンコミバエ発生を喜ぶ気持ちよく分かります!
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
【11月9日PM1時59分・・・・さんへのコメントに管理人が返信】
コメントありがとうございます。
確かに専業と兼業で違いはあるでしょうね。
大きな規模の果樹園経営者にしてみるとミカンコミバエは頭の痛い問題。
兼業もしくは零細生産者にとってはその逆なのでしょう。
様々な意見があることは百も承知で記事をアップしました。
それだけいろんな声が聞こえてくるということです。
って言うか・・・そもそもミカンコミバエすら絶滅することが出来ないことが問題だと思いますよ。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
【11月9日PM3時16分・名無しさんからのコメント】
先程のミカンコミバエ様々は言葉が悪かったと思います。
確かに本業のミカン、他野菜類の農家さんには失礼な言葉かもしれませんが、実際には奄美大島には何業者の生産業がいるんですかね?
JAだけが儲けて生産業者さんは苦しんでる現状じゃないかと思います。
奄美大島のストアーの生産コーナーを見てみると海外の果物とかしか並んでる状態じゃないですか?
私は確かに庭に二本のタンカンしかありません。
そのタンカンがコミバエの問題でいいお金になった事をついつい言いたくなっただけでした。
本業の農家の皆さんももっと海外に負けない商品を作り上げて、奄美大島のストアーに海外の商品に負けないようになる事を祈ってますので。
【11月9日PM5時47分・・・・さんからのコメント】
おふたかた、ご返信ありがとうございます。
まず、ミカンコミバエについては2015年に瀬戸内町で大発生(大繁殖)しました。これはミカンコミバエ発生に対する対応はしていたものの、予想以上に繁殖→広範囲に被害果実発生したためと、情報の共有をしなかった為です。これをテックス板をヘリコプターから散布や人海戦術で罠を仕掛けたんかんの出荷時期には間に合わなかったものの、半年程度で移動禁止措置は解除されました。
この教訓を得て、ミカンコミバエ発生時には市町村や県で情報の共有と、早期に情報の開示に踏み切るようになりました。また、毎年の予算確保にも力を入れました。現在に至るまでも、毎月二回のトラップ調査をし、そこで誘殺が見られれば、即時、市町村や県が休み返上でトラップ設置数を増やし、週に二回・月八回のトラップ調査を行っています。
そこで誘殺個体数が減少していけばスポット扱いで問題なしとし、増えていけば、トラップ設置数の増加・範囲拡大・寄生果実・野菜の除去にとりかかります。この時点では補償はありません。これを国がもうだめだねと思った時に移動禁止措置が取られ、廃棄してもらう代わりに補償を出すよって感じになります。
ついでに言えば2015年の補償は、各個人の過去五年間の売価の中値となっていました。
また、和名でミカンコミバエですが、一般的にはオリエンタルフルーツフライで、2015年の廃棄したたんかんにはほぼ寄生していませんでした。99%がバンジロウです。
そして、絶滅出来ないとの話がありますが、沖縄から下や西側のアジア圏に普通に生息している虫です。なのでそこらの果実は青果で消毒した物しか日本には輸入出来ませんし、台風や各国の輸送船に乗っかってやってくるとの話もあります。
沖縄は毎年数十匹誘殺していますが、テックス板やヘリコプターから散布でミカンコミバエの増殖を押さえているので、スポット扱いで本島への出荷が出来ます。
奄美も同じながれになるものと思います。
長くなりましたが、ミカンコミバエに関しては以上です。
あと、JAだけがもうかる話ですが、選果場は毎年赤字です。。。
JAが嫌いな人はJAには出しませんし、JA出荷した人も出した物がいくらになるかが最後まで分からない・総額から20%程度が手数料なのも問題かもしれません。が、自分で顧客とのやり取りや箱詰め発送などを考えたら、収穫して選果場へ持って行くだけで済む・箱代・送料とかがかからないので、どちらを選ぶかはその人の経営のやり方だと思います。
書き込み過ぎて疲れた・・・(^^;)
【11月9日PM6時2分・・・名無しさんのコメントに管理人が返信】
名無しさん!コメントありがとうございます。
人それぞれです!賛否両論あって当たり前。
少なくともボクの知り合いの中にも一生懸命育てても金にならないと嘆いている方も少なくありません。
外国からの安い食品が日本に輸入され国産品がおされているのは事実だと思います。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
【11月9日PM6時15分・・・・さんのコメントに管理人が返信】
コメントありがとうございました。
それにしてもお詳しいですね。
たかがブログかもしれませんが、出来ることなら県や市町村の担当者の方々がブログやコメントを読み、周知されていないことについては啓蒙活動をしていただければと考えています。
タンカン生産農家の中にも知識もそうですが、経済的理由と年齢的理由から昔のようにお金をかけられない方もいると思います。
高齢化が進み、さらには外国産におされ、思うようにいかない方々もいることでしょう。
ある意味、JAなどがこれまで以上に努力しなければ結局のところそのシワ寄せは生産者に押し付けることになると思います。
近年JA改革が叫ばれていますが、何故?改革が叫ばれるのか?
過去には鹿児島中央会のずさんな経営が問題になったこともあります。
JAは生産者目線で事業展開すべきですね。
彼等に日本の食の未来はかかっていると思います。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
【11月10日AM0時9分・・・・さんからのコメント】
管理人さんが仰っていることに共感します。
ですが、一応中立な考え方を書いてみます。
JAの改革は生産者を生かさず殺さず管理するのではなく、生産者が生計をたてることが出来るような値段で業者さんに交渉販売して欲しいと思います。それにはどっちが先か?になりますが、綺麗な品質の良いものを生産者に作ってもらうのと、高価格販売をするのと。。。
たんかんで言えば、台風次第の所が大きいですが、今年のように台風が当たらず表年の場合は、市場に出してもキャパオーバーになりやすく単価が下がりやすいです。以前はキロ10円とかまで下がった事もありました。庭先農家も専業農家も市場価格を見てJAに投げる事があります。例えば以前あったのが、JAは相対取引予定取り扱い量が100トンなのに倍量の200トンを販売処理しなくてはいけなくなり、販売に困るので安値で買うと手を挙げてた業者にも販売しました。すると単価が下がるのでJAに出しても儲からないと農家からクレームが出ました。
逆に今年は裏年で市場流通量が少ないから市場でよい値段が付いているからと、JA委託販売を無視して市場に持っていく人もいました。するとJAは相対取引分のたんかんが集まらず、取引先からの信用がなくなり疎遠になったり販売量縮小になったりしました。
どっちが悪いとかではなく、生産者もJAもしっかりと話し合い、規約規則をしっかりと守ることと、JAも農家もお互いに寄り添い発言をちゃんと聞いて拾ってくれる関係にならないと未来はないと思っています。
と、綺麗事を書きましたが、奄美では無理でしょう。。。
【時系列でコメントを転載致しました】
時として単なる嫌がらせというか暇人による誹謗中傷のコメントが寄せられることがありますが、今回のようなコメントはある意味ボクにとって勉強になる投稿であり、その問題についてさらに興味が湧いてきます。
また、1つの問題に対し人それぞれ意見があることも分かるし、両者の言い分にうなずくことも出来ます。
さて、本題から多少話がズレますが、ボクは名無しさん同様JAに対し不信感を持つ1人です。
それはこれまで多くのJA絡みの不正を見てきたからです。
JAにまつわる問題を400字詰めの原稿用紙に書くとするなら、どうだろう〜・・・100枚?・・・いや・・・詳しく書くなら300枚超えちゃうんじゃないかな?
先入観で物事を判断することはよくないことだと分かってはいるのですが、ボクの考えでは「あのJAがそう簡単に体質を変えることができるのかな?」という思いが強いのです。
全てのJA職員が悪いとは言いませんが、過去には中央会トップやJA大幹部による悪事がいろいろありました。
天下りの警察OBのご活躍でその悪事は闇から闇へと葬られましたが、今も昔も大なり小なり似たような事をやっているだろうなぁ〜とボクは思っています。
ってな訳で、チンケな先入観かもしれませんが、JAは生産者のためにまだまだ出来ることがあるのではないか?もっと努力すべきだろう!と、言いたくなるのです。
JA大幹部によるクソみたいな話はまたの機会に暴露したいと思います。
JAの赤字体質は起こるべくして起きたと考えるべきでしょう。
名無しさん!・・・さん!今回は貴重なご意見ありがとうございました。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
↓↓よろしければポチッとお願いします↓↓

Click→→2019/11/9・鹿児島県奄美大島瀬戸内町で11月に入りが11匹のミカンコミバエが確認!
【11月9日掲載記事に数名の方からコメントをいただきました!賛否両論あって当たり前だと思います。その中でJAについてボクの意見を述べたいと思います】
《11時9日掲載記事は以下のとおりです》
鹿児島県奄美大島瀬戸内町で11月に入りが11匹のミカンコミバエが確認!
【数年前にミカンコミバエが発生した際に不法投棄されたタンカン】
Click→→奄美新聞・2019/11/8・ミカンコミバエ新たな誘殺確認
Click→→南海日日新聞・2019/9/28・奄美大島 ミカンコミバエ初動防除終了
MBCニュース・11月8日配信【瀬戸内町でミカンコミバエ確認】
奄美大島の瀬戸内町で、今月に入り、果実などの害虫ミカンコミバエが11匹確認されました。
鹿児島県によりますと、ミカンコミバエは今年6月に、瀬戸内町の与路島で1匹が見つかり、屋久島や徳之島など県内で合計26匹が確認されています。
県によりますと、瀬戸内町ではこれまでに、合計19匹が見つかりました。ミカンコミバエは2015年に奄美大島などで確認され、タンカンなどが島外に出荷できなくなり、被害額は5億6600万円にのぼりました。
県と門司植物防疫所名瀬支所は、ミカンコミバエが見つかった地点から半径5キロ圏内にわなを増設するなど、対策を進めています。
・・・・・・・・・・
失礼な話かもしれないが、一部の生産農家はミカンコミバエ様々と思っているとの話を聞いたことがある。
ミカンコミバエが発生した場合、生産者は被害の拡大防止へ果実の土中埋設処分を余儀なくされるが、その際に廃棄量にあわせ一定額補償されることから、安く買い叩かれるよりずっとマシなのだそうだ。
島外から来るバイヤーは生産者の苦労などお構いなしに1円単位どころか、な・・・な・・・なんと・・・「50銭」単位で交渉を持ちかけてくる場合もある。
ってな訳で、ボクが聞いた話によると、ミカンコミバエ発生は本音で言うと「ラッキー」、たてまえで言うと「苦労して育てたのに残念」とのことらしい。
不謹慎な話ではありますが、この記事を読んでうなずいている生産農家のおじさん、おばさん、結構たくさんいらっしゃると思いますよ!
【11月9日掲載記事 転載終了】
この記事に対しコメントをいただきました。
時系列でコメントを追ってみました。
【11月9日AM7時11分・名無しさんからのコメント】
私は、タンカンを栽培してますが、毎年青果場に持って行くとセンサーではねもの扱いにされて大変苦しい思いをしてますが、今回のミカンコミバエがまた大量発生してくれたらミカンの単価も最高単価に上がるのでどうかミカンコミバエ様々大量発生願ってます。
【11月9日AM8時28分・・・・さんからのコメント】
先の方の話は本当ですか?毎年センサーでハネモノ扱い?自分で選果場に持って行って光センサー選別をして外品を市場に持って行き、五キロ袋に加工用と書いて出さない限りはキロ100円を下回ることはほぼ無いと思いますが。。。?
出荷するたんかんがA品なら300円以上(高値はキロ600~800円)になるはずです。専業農家と庭先農家が一緒の価格になるはずは無く、農薬散布や品質管理をしっかりとしていないって事でしょう?あと、前の補償額は最低が170円ぐらいだったかと記憶しています。
ちゃんと生産してた農家は600円位が最高額だった思います。
ミカンコミバエが大量発生して島外への出荷停止措置が行われれば、島外のバイヤーへの販売は違法となり出来ないはずです。(島内消費は可) 前はたんかんだけ補償して、流通業者や販売業者・加工業者には補償なしで、消費が冷え込みました。ミカンコミバエ様々と言っている人は自分のこちだけではなく、大きな目で見てほしいです・・・
【11月9日PM1時51分・名無しさんのコメントに管理人が返信】
コメントありがとうございます!
買い叩かれるくらいならミカンコミバエにやられたほうが金になるそうですね。
JAのピンハネ。
買い付け業者のエゲツない叩き買い。
ミカンコミバエ発生を喜ぶ気持ちよく分かります!
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
【11月9日PM1時59分・・・・さんへのコメントに管理人が返信】
コメントありがとうございます。
確かに専業と兼業で違いはあるでしょうね。
大きな規模の果樹園経営者にしてみるとミカンコミバエは頭の痛い問題。
兼業もしくは零細生産者にとってはその逆なのでしょう。
様々な意見があることは百も承知で記事をアップしました。
それだけいろんな声が聞こえてくるということです。
って言うか・・・そもそもミカンコミバエすら絶滅することが出来ないことが問題だと思いますよ。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
【11月9日PM3時16分・名無しさんからのコメント】
先程のミカンコミバエ様々は言葉が悪かったと思います。
確かに本業のミカン、他野菜類の農家さんには失礼な言葉かもしれませんが、実際には奄美大島には何業者の生産業がいるんですかね?
JAだけが儲けて生産業者さんは苦しんでる現状じゃないかと思います。
奄美大島のストアーの生産コーナーを見てみると海外の果物とかしか並んでる状態じゃないですか?
私は確かに庭に二本のタンカンしかありません。
そのタンカンがコミバエの問題でいいお金になった事をついつい言いたくなっただけでした。
本業の農家の皆さんももっと海外に負けない商品を作り上げて、奄美大島のストアーに海外の商品に負けないようになる事を祈ってますので。
【11月9日PM5時47分・・・・さんからのコメント】
おふたかた、ご返信ありがとうございます。
まず、ミカンコミバエについては2015年に瀬戸内町で大発生(大繁殖)しました。これはミカンコミバエ発生に対する対応はしていたものの、予想以上に繁殖→広範囲に被害果実発生したためと、情報の共有をしなかった為です。これをテックス板をヘリコプターから散布や人海戦術で罠を仕掛けたんかんの出荷時期には間に合わなかったものの、半年程度で移動禁止措置は解除されました。
この教訓を得て、ミカンコミバエ発生時には市町村や県で情報の共有と、早期に情報の開示に踏み切るようになりました。また、毎年の予算確保にも力を入れました。現在に至るまでも、毎月二回のトラップ調査をし、そこで誘殺が見られれば、即時、市町村や県が休み返上でトラップ設置数を増やし、週に二回・月八回のトラップ調査を行っています。
そこで誘殺個体数が減少していけばスポット扱いで問題なしとし、増えていけば、トラップ設置数の増加・範囲拡大・寄生果実・野菜の除去にとりかかります。この時点では補償はありません。これを国がもうだめだねと思った時に移動禁止措置が取られ、廃棄してもらう代わりに補償を出すよって感じになります。
ついでに言えば2015年の補償は、各個人の過去五年間の売価の中値となっていました。
また、和名でミカンコミバエですが、一般的にはオリエンタルフルーツフライで、2015年の廃棄したたんかんにはほぼ寄生していませんでした。99%がバンジロウです。
そして、絶滅出来ないとの話がありますが、沖縄から下や西側のアジア圏に普通に生息している虫です。なのでそこらの果実は青果で消毒した物しか日本には輸入出来ませんし、台風や各国の輸送船に乗っかってやってくるとの話もあります。
沖縄は毎年数十匹誘殺していますが、テックス板やヘリコプターから散布でミカンコミバエの増殖を押さえているので、スポット扱いで本島への出荷が出来ます。
奄美も同じながれになるものと思います。
長くなりましたが、ミカンコミバエに関しては以上です。
あと、JAだけがもうかる話ですが、選果場は毎年赤字です。。。
JAが嫌いな人はJAには出しませんし、JA出荷した人も出した物がいくらになるかが最後まで分からない・総額から20%程度が手数料なのも問題かもしれません。が、自分で顧客とのやり取りや箱詰め発送などを考えたら、収穫して選果場へ持って行くだけで済む・箱代・送料とかがかからないので、どちらを選ぶかはその人の経営のやり方だと思います。
書き込み過ぎて疲れた・・・(^^;)
【11月9日PM6時2分・・・名無しさんのコメントに管理人が返信】
名無しさん!コメントありがとうございます。
人それぞれです!賛否両論あって当たり前。
少なくともボクの知り合いの中にも一生懸命育てても金にならないと嘆いている方も少なくありません。
外国からの安い食品が日本に輸入され国産品がおされているのは事実だと思います。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
【11月9日PM6時15分・・・・さんのコメントに管理人が返信】
コメントありがとうございました。
それにしてもお詳しいですね。
たかがブログかもしれませんが、出来ることなら県や市町村の担当者の方々がブログやコメントを読み、周知されていないことについては啓蒙活動をしていただければと考えています。
タンカン生産農家の中にも知識もそうですが、経済的理由と年齢的理由から昔のようにお金をかけられない方もいると思います。
高齢化が進み、さらには外国産におされ、思うようにいかない方々もいることでしょう。
ある意味、JAなどがこれまで以上に努力しなければ結局のところそのシワ寄せは生産者に押し付けることになると思います。
近年JA改革が叫ばれていますが、何故?改革が叫ばれるのか?
過去には鹿児島中央会のずさんな経営が問題になったこともあります。
JAは生産者目線で事業展開すべきですね。
彼等に日本の食の未来はかかっていると思います。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
【11月10日AM0時9分・・・・さんからのコメント】
管理人さんが仰っていることに共感します。
ですが、一応中立な考え方を書いてみます。
JAの改革は生産者を生かさず殺さず管理するのではなく、生産者が生計をたてることが出来るような値段で業者さんに交渉販売して欲しいと思います。それにはどっちが先か?になりますが、綺麗な品質の良いものを生産者に作ってもらうのと、高価格販売をするのと。。。
たんかんで言えば、台風次第の所が大きいですが、今年のように台風が当たらず表年の場合は、市場に出してもキャパオーバーになりやすく単価が下がりやすいです。以前はキロ10円とかまで下がった事もありました。庭先農家も専業農家も市場価格を見てJAに投げる事があります。例えば以前あったのが、JAは相対取引予定取り扱い量が100トンなのに倍量の200トンを販売処理しなくてはいけなくなり、販売に困るので安値で買うと手を挙げてた業者にも販売しました。すると単価が下がるのでJAに出しても儲からないと農家からクレームが出ました。
逆に今年は裏年で市場流通量が少ないから市場でよい値段が付いているからと、JA委託販売を無視して市場に持っていく人もいました。するとJAは相対取引分のたんかんが集まらず、取引先からの信用がなくなり疎遠になったり販売量縮小になったりしました。
どっちが悪いとかではなく、生産者もJAもしっかりと話し合い、規約規則をしっかりと守ることと、JAも農家もお互いに寄り添い発言をちゃんと聞いて拾ってくれる関係にならないと未来はないと思っています。
と、綺麗事を書きましたが、奄美では無理でしょう。。。
【時系列でコメントを転載致しました】
時として単なる嫌がらせというか暇人による誹謗中傷のコメントが寄せられることがありますが、今回のようなコメントはある意味ボクにとって勉強になる投稿であり、その問題についてさらに興味が湧いてきます。
また、1つの問題に対し人それぞれ意見があることも分かるし、両者の言い分にうなずくことも出来ます。
さて、本題から多少話がズレますが、ボクは名無しさん同様JAに対し不信感を持つ1人です。
それはこれまで多くのJA絡みの不正を見てきたからです。
JAにまつわる問題を400字詰めの原稿用紙に書くとするなら、どうだろう〜・・・100枚?・・・いや・・・詳しく書くなら300枚超えちゃうんじゃないかな?
先入観で物事を判断することはよくないことだと分かってはいるのですが、ボクの考えでは「あのJAがそう簡単に体質を変えることができるのかな?」という思いが強いのです。
全てのJA職員が悪いとは言いませんが、過去には中央会トップやJA大幹部による悪事がいろいろありました。
天下りの警察OBのご活躍でその悪事は闇から闇へと葬られましたが、今も昔も大なり小なり似たような事をやっているだろうなぁ〜とボクは思っています。
ってな訳で、チンケな先入観かもしれませんが、JAは生産者のためにまだまだ出来ることがあるのではないか?もっと努力すべきだろう!と、言いたくなるのです。
JA大幹部によるクソみたいな話はまたの機会に暴露したいと思います。
JAの赤字体質は起こるべくして起きたと考えるべきでしょう。
名無しさん!・・・さん!今回は貴重なご意見ありがとうございました。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
↓↓よろしければポチッとお願いします↓↓
