【新型コロナウィルス関連 2月18日〜2月22日分まとめ】新型コロナウイルスによる中国本土の死者数が21日現在2345人、感染者は7万6288人・・新型コロナウィルス国内発生100人超に!・・待機期間後に下船した日本人乗客の感染が確認された!
【新型コロナウィルス関連 2月18日〜2月22日分まとめ】新型コロナウイルスによる中国本土の死者数が21日現在2345人、感染者は7万6288人・・新型コロナウィルス国内発生100人超に!・・待機期間後に下船した日本人乗客の感染が確認された!
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共同通信・2月18日18:12配信【新型肺炎、クルーズ船で新たに88人感染】
厚生労働省は18日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗船者の新型コロナウイルス検査で、新たに88人の陽性が確認されたと発表した。このうち65人は発熱やせきなどの症状がない。
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ABCテレビ・2月18日16:52配信【《速報》和歌山で新たに3人感染 10代は国内初】
和歌山県は県内在住の3人が新たに新型コロナウイルスに感染し、そのうち1人が10代の男性だと発表しました。10代の感染確認は国内で初めてです。
和歌山県で新たに感染が確認されたのは、いずれも県内在住の60代男性、30代男性、10代男性の3人です。そのうち10代の男性は、和歌山県で最初に感染が確認された外科医師の同僚の子どもで、濃厚接触者として検査を受けていました。10代の感染は国内で初めてです。
また、60代の男性は13日に感染が確認された70代男性と同じ病室に入院していて、濃厚接触者として検査を受けていました。さらに、30代の男性は13日から15日までクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で災害派遣医療チームとして活動していたということです。
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デイリー新潮・2月19日8:00配信【新型コロナ、クルーズ船“全員下船”で新たな懸念 偽陰性が招くウイルス拡大】
新型コロナ、クルーズ船“全員下船”で新たな懸念
新型コロナウイルス“隔離”のため、横浜港に停泊しているクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号。14日間におよぶ待機を強いられた乗客たちの中には、環境の悪化を訴え厚労省に「要望書」を提出する者が現れるなど、船内には大きな混乱が起きていた。間もなく待機措置は解除となるが、これで一件落着とはいかないようだ。
***
ちなみに、このクルーズ乗客は船内以外でも、パニックを生んでいた。
この船から脳梗塞の症状が出た米国籍の男性とその妻が、横浜市内の病院に救急搬送された。肺炎も併発していたため、こちらの検査もしたところ、8日、感染が確認されてしまったという。
「しかし、その病院は、『感染症病床』を持たない病院でした。そのため、“何科が診るんだ!?”“防護服がないぞ!”“ゴーグルもないけど、目からうつったらどうする!?”など、医師らの間で大混乱が起こったんです」(横浜市政関係者)
この騒動、所詮、隔離された海の上のこと。対岸の火事、と見る向きもあるかもしれない。豪華クルーズの代金は、最大138万円、安値でも25万円。ネット上には、金持ちに罰が当たったなどという酷い声もあるくらいだ。
が、現在の予定では、19日には「非感染者」も下船する。そこに重大な懸念があるという。
「そうなると、その方々がウイルスを撒いてしまう可能性があるのです」
と言うのは、元厚労省医系技官の木村盛世医師。どういうことか。新型ウイルスの検出は、PCR検査と呼ばれる手法で行われている。
感染症に詳しい、東京農工大学の水谷哲也教授によれば、
「まず被験者の咽頭や鼻から粘液を採取します。RNAをDNAに転写し、これをサーマルサイクラーという機器に入れ、回す過程で、増幅します。今回であれば、コロナウイルスのDNAの数が検出感度に達したらシグナルが出て、陽性と判断されます。ケースによっては6~7時間はかかるのです」
本船の検査は、横浜検疫所が中心になって行う。が、そこでは1日で20件超しかキャパシティーがないというから3700人を検査するのは困難だ。そのため、検査は乗客全員に行われているのではなく、咳などの症状のある人と、その濃厚接触者に限られている。つまり、このクルーズ船における「非感染者」とは、検査を受けて陰性だった人だけでなく、そもそも症状が出ていないため、検査自体を受けていない人がほとんどなのだ。そして当然、「症状が出なくても、ウイルスを保有している可能性はあります」(同)
北大グループの調査では、今回のコロナウイルスの半分はそうした無症状のキャリアーから感染しているという結果も出ている。そして仮に3700人の全員検査を行えたとしても、まだ安心はできない。
「コロナウイルスのRNAが10個以上ないと、検出感度には到達しません。1個や2個の場合、保有はしていても『陰性』という結果になる。しかし、その後、これが体内で増えていく可能性はあるわけです」(同)
いわゆる「偽陰性」である。すなわち、検査で「陰性」と言われた人が、実は「隠れ陽性」で、ウイルスを撒いてしまう可能性もあるというワケなのだ。
仕事もクビ
こうした問題は、クルーズ船だけでなく、1月下旬から随時、発生地の中国・湖北省からチャーター便で帰国していた人々にとっても同様だ。
彼らは、千葉県勝浦市の「ホテル三日月」や埼玉などの施設に入所。再検査を受け、「白」だった人はこの12日以降にホテルを出たが、これとて前出の「偽陰性」の可能性は十分にあるのである。
「こちらも館内は混乱していましたよ」
と言うのは、「三日月」入所者の男性である。
「そもそもはじめは、隔離期間は14日と言われていた。後からそれが10日に変更されたので、早く帰れる、と思っていたら、また12・5日に延びたんです。内閣官房の職員の方々は本当に申し訳なさそうに、それを伝えに来ましたね」
WHOが潜伏期間を変更していることに伴った措置だが、それがまた、混乱を招いているのである。
「入所者にはイライラが募っている人もいて、“館内放送が聞こえづらい”などという理由で職員に怒鳴る人もいた。埼玉の施設で、対応に当たっていた内閣官房の職員が自殺したこともあり、入所者の間で、理不尽な態度に出るのはやめよう、という話もしていました」
また、
「私は検査を受けたいと申し出たのですが、拒否されてしまいました」
と言うのは、武漢に駐在していたものの、チャーター便の前に自力で帰国した男性である。
「日本に帰国したのは1月23日でした。その翌日、地域の保健センターに連絡したところ、“受け入れられるキャパシティーがないので”と断られた。チャーター便の帰国者と大差ない状況ですから、十分検査対象だと思うのですが。仕方なく、極力外出せず、自宅で待機していますが……」
同じような状況の人は他にもいるはず。すなわち、この日本の市中に新型コロナウイルスは既にたくさん蠢(うごめ)いているし、今後、まだまだ増えると考えておいた方がよさそうなのだ。
では、その前提で、我々は何をすればいいのか。
「まずは、このウイルスを正しく認識することに努めてほしい」
と言うのは、前出の木村医師。
「感染力は高いですが、致死率は非常に低いと見られています。健常者は極度に怖がる病気ではありません。そのことはもっと周知されるべきだと思います」
中国で千人以上の死者が出ているのは、彼の国の医療や衛生事情によるところが大きい。現状、致死率は0・5%程度になると見られている。インフルエンザよりは高いが、SARSの10%、MERSの34%とは比べるまでもない。
「心身ともに健康を保ち、免疫力を保つことが一番の予防。無闇に外出を避けるのは、免疫も下げ、むしろ感染リスクを高めてしまうことにも繋がります。いつも通り、規則正しい生活をすることが肝要です」(同)
元小樽市保健所長の外岡立人氏はこんなアドバイスをする。
「気を付けなければいけないのは、やはり高齢者。子どもや成人が死に至るまで悪化するケースはほとんどないでしょう。ただ、飛沫と接触で広がりますから、完全に感染を防ぐのはなかなか難しい。マスクや手洗いはもちろんですが、満員電車や人込みに不必要に行くことは避けるなどの工夫を各自した方がいいと思います」
その上で、症状が出たら、指定の病院で診断を受ける。当たり前のことをやればいいというワケだ。
冒頭のクルーズ船。船内では今後の先行きに対する、こんな切実な声も出始めているとか。
〈乗船している若い方からは、仕事を1カ月間休む事になる。これ以上期間が延びると金銭的に生活できない。仕事もクビになるかもしれないので不安。というお話もありました〉(乗客のツイート)
未知のウイルスとの戦いは長期戦に突入。対応を誤れば、日本全体が「魔の漂流船」となりかねない……。
「週刊新潮」2020年2月20日号 掲載
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時事通信・2月21日19:53配信【クルーズ客、253人下船 3日間で計970人 濃厚接触者らは待機へ】
新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、症状がなくウイルス検査が陰性だった乗客253人が21日、船を下りた。
3日目の同日が最終日で、3日間で計970人が下船した。感染者の濃厚接触者らを除き、乗客の下船は終了したとみられる。
厚生労働省などによると、船内に残るのは、感染者の濃厚接触者(約100人)や自国のチャーター機による帰国を待つ外国籍の乗客、船の乗員ら計約1000人の見通し。
濃厚接触者は、感染者から隔離された日を起点に健康観察期間として14日間の待機が必要となる。21日までにチャーター機で帰国した外国籍の乗客は計759人になった。乗員の下船日程は未定。
菅義偉官房長官は21日の記者会見で、濃厚接触者は陰性だった人の下船が終了した後、国が用意した施設に移動してもらう方針を示した。
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毎日新聞・2月21日21:20配信【新型肺炎、国内発生100人超に 北海道や埼玉で新たな感染者 未就学児も】
各地で広がる新型コロナウイルス感染症で21日、北海道と埼玉県で初の10歳未満を含む計3人の小児の感染が確認された。2人が小学生、1人が未就学児で、いずれも重症化はしていない。ほかにも成人11人の感染が報告され、国内発生は108人、横浜港に停泊中のクルーズ船に乗船していた感染者を合わせると740人になる。政府は来週に基本的対処方針を取りまとめる予定で、段階を「国内発生早期」から「感染拡大期」に移行する時期を慎重に検討している。
小児の感染者は、北海道中富良野町の町立中富良野小に通う男児の兄弟と、埼玉県内の未就学児。
北海道によると、兄弟は兄が10歳以上、弟が10歳未満で、渡航歴はない。弟は15日から学校を病欠、兄は18日に早退して、いずれも19日に入院した。同小では21日午後から授業を急きょ取りやめ、約200人が下校して校舎の消毒に当たった。町は各児童の家庭に24日までの自宅待機を要請し、授業の再開時期は同日までに決めるとしている。文部科学省は道教委に、休校や学級閉鎖などの措置を取るのが望ましいとの見解を伝えた。
道は公衆衛生上の必要性などを理由に学校名は公表したが、家族らに感染者がいるかどうかや、感染者との濃厚接触歴は「調査中」としている。
埼玉県で感染が確認された男児は6歳以下で、1月30日に中国湖北省武漢市から40代の父親とともに政府チャーター機で帰国。検査が陰性だったため2月1日から自宅待機していた。父親は10日に感染が確認され、20日に発熱した男児も21日の検査で陽性と判定された。県内の医療機関に入院している。県は、帰国後に発症した父親から感染した可能性が高いとみている。
このほか、北海道の新千歳空港内にある小樽検疫所支所に勤務する40代女性▽東京都内の50代女性2人と70代女性1人▽千葉県内の60代男性警備員▽横浜市の30代女性▽相模原市内の入院中の80代男性とその妻▽名古屋市の70代男性と20代女性▽石川県内の50代男性県職員――の感染が新たに確認された。東京の50代のパート女性は重症で、糖尿病などの持病があるという。東京の残る2人は、既に感染が分かっている男性の妻とその知人で、1月22日に一緒に食事をしていた。
一方、政府チャーター機第4便で帰国し、宿泊施設に滞在していた195人は21日、全員がウイルス検査で陰性と確認され、帰宅が可能となった。
国内感染者の増加を受け、政府は近く専門家会議を開き、基本的対処方針の具体的な内容を詰める。厚生労働省幹部は「早めに対処していく必要がある」としており、国内発生早期から次の段階への移行も議論する見通しだ。【真貝恒平、畠山嵩、矢澤秀範】
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共同通信・2月22日10:14配信【中国本土、新型肺炎の死者2345人に】
【北京共同】中国政府は22日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる中国本土の死者が21日に109人増え、2345人になったと発表した。感染者は397人増え、7万6288人になったと明らかにした。
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朝日新聞デジタル・2月22日10:19配信【新型インフル薬、新型肺炎の治療活用を検討へ 政府方針】
新型インフル薬、新型肺炎の治療活用を検討へ 政府方針
新型コロナウイルス治療での使用が検討される新型インフルエンザ薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」
加藤勝信厚生労働相は22日、新型コロナウイルス感染に対する治療に、新型インフルエンザ薬として政府が備蓄している「アビガン」(一般名ファビピラビル)が使えるか、検討する方針を明らかにした。数日内に必要な手続きを行い、効果を確かめる臨床研究を始めるという。
アビガンは富士フイルム富山化学製。タミフルなど既存の抗インフルエンザ薬が効かない新型インフルエンザが流行し、政府が判断した場合のみ使えるという条件で2014年に承認され、備蓄されている。妊婦が使うと胎児に副作用が出る恐れがあるため、妊婦には使えない。エボラ出血熱に対する効果も期待され、実際に投与もされたが、承認にはいたっていない。
新型コロナウイルスにはまだ治療薬がない。世界保健機関(WHO)は、抗HIV薬や、エボラ出血熱の治療薬として開発された抗ウイルス薬の効果について臨床研究を進めており、3週間程度で結果がでるとしている。国内でも、抗HIV薬などが使えないか研究が始まっている。
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北海道新聞・2月22日13:36配信【北海道で新たに8人感染 新型肺炎 感染は計16人に】
道内各地に感染拡大
道は22日、道内で新たに8人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。道内での感染確認は計16人となった。
道によると8人は、胆振管内の70代女性、渡島管内の80代男性、上川管内の70代男性、渡島管内の50代女性、同管内の60代男性、根室管内の50代女性、胆振管内の10代女性、石狩管内の50代女性という。
道内では21日、上川管内中富良野町で10歳未満1人を含む小学生の兄弟と、新千歳空港に勤務する検疫官の40代女性の感染がそれぞれ確認されている。
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夕刊フジ・2月22日16:56配信【厚労省は見殺し!?クルーズ船乗客2人が死亡 「日本の対策は失敗」世界が不信感… 識者「この状況で習氏が国賓?国民納得しない」】
新型肺炎対策で正念場の安倍首相
新型コロナウイルスの集団感染が起きた、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客2人が死亡した。客室待機中に発症して入院しており、厚労省側の対応に疑問が指摘されている。
21日朝時点で、日本国内で報告された死者は3人、感染者は計728人(クルーズ船を含む)。
米疾病対策センター(CDC)は、日本への旅行者に向けた渡航注意情報を出すなど、東京五輪・パラリンピックの開催懸念も浮上する。安倍晋三政権には、国民や旅行者の生命と健康を守る、厳格な措置と覚悟が求められそうだ。
こうしたなか、中国の習近平国家主席が、いまだに4月の「国賓」来日に意欲を持っているとの見方がある。世界各国に厄災をバラまき、経済に大打撃を与えておいて、本気なのか。
「亡くなられた方々に対し、心からご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げたい」「政府には国民の皆さまの健康と命を守る大きな責任がある。その責任を果たすために、政府一丸となって全力で取り組む」
安倍首相は20日夜、官邸でこう語った。新型コロナウイルスの感染で、クルーズ船の乗客だった80代の日本人男女2人が同日死亡したのだ。乗船者の死亡は初めて。
女性は5日にすでに発熱し、6日に下痢をしたため船内の医師が診察した。ただ、医師の判断でウイルス検査や救急搬送は行われなかった。発熱が続いたため1週間後の12日になって下船し入院し、13日になって陽性と判定された。厚労省などの対応に「見殺しでは」との疑問も出ている。
男性には、気管支ぜんそくなどの持病があった。同ウイルスが高齢者に極めて危険なことが証明された。
このほか、北海道と福岡県、沖縄県などで同日、新たな感染者が確認されたほか、クルーズ船の検疫で事務作業に当たった厚労省と内閣官房の職員2人の感染も判明した。
日本国内で感染拡大が続く事態に、海外メディアは辛辣(しんらつ)だ。神戸大学医学部の岩田健太郎教授(感染症内科)が18日、クルーズ船内の感染対策を批判する動画を英語で公開したためか、厳しい報道が相次いだ。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、乗客として船内に滞在する米男性医師の「われわれは感染するためにシャーレ(培養用容器)に入れられたようなものだ」との談話を伝えた。同紙は、クルーズ船隔離による感染拡大の阻止は「失敗した」と指摘した。
英BBC(電子版)は、船内で感染区域と安全区域が分けられていないといった岩田氏の指摘を紹介したうえで、船内感染は「現在進行形のリスクだ」とする米疾病対策センター(CDC)の見解を報じた。
そのCDCは19日、日本国内で感染経路の分からない新型コロナウイルスの感染が報告されているとして、日本を旅行する人に「注意」を求める「渡航注意情報」を出した。海外旅行の健康面に関し3段階ある注意情報のうち最も低いレベル1で、旅行の延期までは勧めていない。
世界保健機関(WHO)が「中国ベッタリ」と揶揄(やゆ)されるなか、予算や人員も莫大(ばくだい)で、世界的権威も高いCDCが「渡航注意情報」を出した意味は大きい。厚労省の感染対策に不信感を持っているのは間違いない。
東京五輪の開会式が5カ月後(7月24日)となるなか、新型コロナウイルスの感染拡大は、中国選手の来日キャンセルや、日本選手の渡航取りやめなど、スポーツ界にも影響を広げつつある。
世界がいま、日本の感染症対策に注目している。厚労省を筆頭に、安倍政権としては、これ以上の感染拡大を封じ込め、国民や旅行者の生命と健康を守る、決然とした対応が求められる。ここが正念場である。
こうしたなか、新型コロナウイルスの発生国である中国の習主席が、看過できない発言をしている。
習氏は20日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話会談し、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するため、協力を深める方針を確認した。また、習氏の韓国訪問について「変わりなく進めていく」ことでも一致したという。韓国大統領府が明らかにした。
習氏の訪韓時期について、中韓両国は、4月に予定される習氏の日本訪問と前後した時期で調整してきた。中国本土では新型コロナウイルスの感染者・死者が増え続けており(=21日朝時点で死者計2233人)、日本国内では「『国賓』来日は延期されるのでは」との見方が広まっていた。
■有本香氏「習氏『国賓』来日認めれば安倍政権のコアな支持層も離れる」
中韓の電話首脳会談で、習氏の訪韓が「変わりなく推進」で一致したことは、習氏の「国賓」来日も予定通りに進める気なのか。これと関係するのか、朝日新聞(電子版)は20日夕、「習近平氏、訪日にこだわり 全人代は新型コロナで延期も」というタイトルの記事を掲載している。
だが、習氏の来日については、中国の人権問題に加えて、「天皇、皇后両陛下による歓迎行事が催されるが、習氏の同行者に新型コロナウイルスの感染者がいた場合、どうするのか」などと反対する声が高まっている。
安倍政権はどう対応すべきか。
夕刊フジで人気連載「以読制毒」(毎週木曜)を担当するジャーナリストの有本香氏は「新型コロナウイルスの感染拡大で、日本国内でも感染者や死者が続いている。社会生活や経済活動にも甚大な影響が出てきており、今後、倒産する企業も出てきそうだ。こうしたなかで、発生国のトップである習氏が、天皇陛下のお客さまである『国賓』として来日することには、多くの国民は納得しないだろう。安倍政権にはまず、現在の感染拡大を阻止する責任がある。そして、万が一、この異常事態を受けて、習氏の『国賓』来日を認めることがあれば、安保法制でもモリカケでも揺るがなかった、コアな支持層も離れるだろう」と語っている。
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共同通信・2月22日19:47配信【乗船者23人でウイルス検査ミス】
加藤厚労相は、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスから下船した23人について、2月5日以降の健康観察期間中にウイルス検査が行われなかったとミスを認めた。
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中央社フォーカス台湾・2月22日19:44配信【新型コロナは「人工的に作られた可能性あり」=台湾の学者】
(台北中央社)台湾大公共衛生学院の方啓泰教授が22日、新型コロナウイルスについて、学術的には人工的に作られた可能性があるとの見方を示した。結論に至るには詳細な調査が必要だとしている。もし事実であった場合、自然界で存続することは難しく、全ての患者が治癒すれば消失するという。
この日は、新型コロナウイルスや公衆衛生をテーマにした台湾公共衛生学会主催の講座が台北市内で開かれ、方氏は講師の一人として講演した。
新型コロナウイルスをめぐっては、中国の研究所で人工的に作られ、それが外部に流出したことを疑う声が上がっている。方氏はこれについて、中国科学院武漢ウイルス研究所には危険性の高いウイルスが保管されているが、所内の管理状況には多くの欧米の学者が前々から疑問を抱いていたと指摘した。
その上で新型コロナウイルスに言及し、コウモリの身体に見られるコロナウイルス(RaTG13)と96%一致することがこれまでの研究で判明しているが、ウイルス学の観点に立てば99%以上でなければ一致とは見なせないとした。
また、他のコロナウイルスにはない4つのアミノ酸残基が含まれていることをフランスの研究チームが発見したと述べ、進化における突然変異でこうなる確率は非常に低く、実験室の中で人為的に加えられた可能性が考えられるとの見解を示した。
方氏はこの見解について、今は学術上の理論でしかないと強調。これを証明するためには実験室で証拠を探すなど内部調査が必要であり、短期間には答えは出ないだろうとしている。
(陳至中/編集:塚越西穂)
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毎日新聞・2月22日20:03配信【新たに25人感染 ほとんど経路不明 クルーズ船下船者が陽性 新型肺炎】
千葉市は22日、市立中学校の60代女性教諭が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。東京都も同日、都内の老人保健施設に勤める60代男性職員の感染を明らかにした。このほか北海道、栃木県、千葉県、神奈川県、石川県、愛知県、和歌山県、熊本県でも計25人の感染が新たに確認された。北海道と東京都の計2人は基礎疾患があり、症状が重いという。感染者のほとんどが発症前2週間以内の渡航歴がなく、感染経路は不明だ。
千葉市によると、教諭は花見川区の中学校に勤務。12日に発熱を訴えて風邪と診断された。その後も勤務を続けたが、熱が下がらず、19日に学校を早退して入院。21日、検査で陽性と診断された。この学校については連休明けの25、26両日、臨時休校とする。
また東京都によると、老人保健施設の職員は利用者を送迎する車の運転手を務めている。発症翌日の13日に出勤しており、都は利用者との接触がなかったかどうか調査を進めている。職員は15~19日、家族とインドネシア旅行もしていた。
栃木県では、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた60代女性の感染が明らかになった。女性は19日に下船したが、21日に発熱があり、22日の検査で陽性と分かった。14日間の経過観察期間に行われた検査で陰性と判断され、その後陽性となるケースは初めて。
北海道の新たな感染者は10~80代の男女9人で、感染者が来院した病院に勤める50代の女性看護師を除き、感染者との明確な接触は確認されていない。このほか、千葉県で50代の女性会社員▽相模原市で50代の男性会社員とその50代の妻、20代の娘2人▽名古屋市で60代の男女3人と40代女性▽熊本市で20代の女性看護師、同居する50代の父親▽熊本県内で上益城(かみましき)郡の60代男性――の感染がそれぞれ判明した。
このほか、既に判明している感染者の家族のうち、千葉県の30代女性会社員、金沢市の男子中学生の感染が確認された。和歌山県では、済生会有田病院(同県湯浅町)に入院していた感染者の同僚である40代の男性会社員の感染が明らかになった。【加藤昌平、大久保昂】
◇新型コロナウイルス感染の国内状況
国内で感染したとみられる例 108人
(北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、三重、石川、京都、大阪、奈良、和歌山、福岡、熊本、沖縄。他に政府職員)
中国で感染したとみられる例 12人
チャーター便帰国者 14人
クルーズ船乗船者 635人
合計 769人
(自治体発表などから。22日午後22時半現在。都道府県は感染者の居住地)
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時事通信・2月22日22:28配信【クルーズ下船者が感染 待機終了後、初確認 新型ウイルス】
栃木県は22日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した同県在住の60代女性について、新型ウイルスの感染を確認したと発表した。
女性は船内待機期間を終え、19日に下船していた。待機期間後に下船した日本人乗客の感染が確認されたのは初めて。
県によると、女性は19日に下船後、同県内の自宅へ戻った。21日に発熱、22日に医療機関を受診し、検査で陽性が判明した。
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日本列島にコロナウィルスがジワジワと上陸しつつあるような気がします。
鹿児島のお隣り熊本県でも感染者が見つかったとか。
治療が遅れた場合致死率50%以上ともいわれたエボラほど強烈なウィルスではありませんが、それでも致死率2%です。
マスクは意味無いなんては話もありますが、しないよりつけたほうが気分的に違いますよね。
それにしてもどこに行ってもマスクは売り切れ。
先日、菅官房長官が1週間くらいでマスクは流通するみたいなこと言ってましたが、連休明けには店頭にマスクが並べばいいのですが・・・・・
おそらく無理だとは思いますが。
あと、新型コロナウイルスの実態が未だハッキリしないなか、厚労省や識者の話なんてのはググって出て来る話とほぼほぼ一緒。
常識論を語っているだけ。
コロナウィルスは結構手強いんだと思いますよ。
その証拠に、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスでの船内待機期間を終え19日に下船していた女性が、後日体調不良を訴え受診したところ感染が確認されました。
どうしようもない厚労省。
話になりませんね。
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共同通信・2月18日18:12配信【新型肺炎、クルーズ船で新たに88人感染】
厚生労働省は18日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗船者の新型コロナウイルス検査で、新たに88人の陽性が確認されたと発表した。このうち65人は発熱やせきなどの症状がない。
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ABCテレビ・2月18日16:52配信【《速報》和歌山で新たに3人感染 10代は国内初】
和歌山県は県内在住の3人が新たに新型コロナウイルスに感染し、そのうち1人が10代の男性だと発表しました。10代の感染確認は国内で初めてです。
和歌山県で新たに感染が確認されたのは、いずれも県内在住の60代男性、30代男性、10代男性の3人です。そのうち10代の男性は、和歌山県で最初に感染が確認された外科医師の同僚の子どもで、濃厚接触者として検査を受けていました。10代の感染は国内で初めてです。
また、60代の男性は13日に感染が確認された70代男性と同じ病室に入院していて、濃厚接触者として検査を受けていました。さらに、30代の男性は13日から15日までクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で災害派遣医療チームとして活動していたということです。
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デイリー新潮・2月19日8:00配信【新型コロナ、クルーズ船“全員下船”で新たな懸念 偽陰性が招くウイルス拡大】
新型コロナ、クルーズ船“全員下船”で新たな懸念
新型コロナウイルス“隔離”のため、横浜港に停泊しているクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号。14日間におよぶ待機を強いられた乗客たちの中には、環境の悪化を訴え厚労省に「要望書」を提出する者が現れるなど、船内には大きな混乱が起きていた。間もなく待機措置は解除となるが、これで一件落着とはいかないようだ。
***
ちなみに、このクルーズ乗客は船内以外でも、パニックを生んでいた。
この船から脳梗塞の症状が出た米国籍の男性とその妻が、横浜市内の病院に救急搬送された。肺炎も併発していたため、こちらの検査もしたところ、8日、感染が確認されてしまったという。
「しかし、その病院は、『感染症病床』を持たない病院でした。そのため、“何科が診るんだ!?”“防護服がないぞ!”“ゴーグルもないけど、目からうつったらどうする!?”など、医師らの間で大混乱が起こったんです」(横浜市政関係者)
この騒動、所詮、隔離された海の上のこと。対岸の火事、と見る向きもあるかもしれない。豪華クルーズの代金は、最大138万円、安値でも25万円。ネット上には、金持ちに罰が当たったなどという酷い声もあるくらいだ。
が、現在の予定では、19日には「非感染者」も下船する。そこに重大な懸念があるという。
「そうなると、その方々がウイルスを撒いてしまう可能性があるのです」
と言うのは、元厚労省医系技官の木村盛世医師。どういうことか。新型ウイルスの検出は、PCR検査と呼ばれる手法で行われている。
感染症に詳しい、東京農工大学の水谷哲也教授によれば、
「まず被験者の咽頭や鼻から粘液を採取します。RNAをDNAに転写し、これをサーマルサイクラーという機器に入れ、回す過程で、増幅します。今回であれば、コロナウイルスのDNAの数が検出感度に達したらシグナルが出て、陽性と判断されます。ケースによっては6~7時間はかかるのです」
本船の検査は、横浜検疫所が中心になって行う。が、そこでは1日で20件超しかキャパシティーがないというから3700人を検査するのは困難だ。そのため、検査は乗客全員に行われているのではなく、咳などの症状のある人と、その濃厚接触者に限られている。つまり、このクルーズ船における「非感染者」とは、検査を受けて陰性だった人だけでなく、そもそも症状が出ていないため、検査自体を受けていない人がほとんどなのだ。そして当然、「症状が出なくても、ウイルスを保有している可能性はあります」(同)
北大グループの調査では、今回のコロナウイルスの半分はそうした無症状のキャリアーから感染しているという結果も出ている。そして仮に3700人の全員検査を行えたとしても、まだ安心はできない。
「コロナウイルスのRNAが10個以上ないと、検出感度には到達しません。1個や2個の場合、保有はしていても『陰性』という結果になる。しかし、その後、これが体内で増えていく可能性はあるわけです」(同)
いわゆる「偽陰性」である。すなわち、検査で「陰性」と言われた人が、実は「隠れ陽性」で、ウイルスを撒いてしまう可能性もあるというワケなのだ。
仕事もクビ
こうした問題は、クルーズ船だけでなく、1月下旬から随時、発生地の中国・湖北省からチャーター便で帰国していた人々にとっても同様だ。
彼らは、千葉県勝浦市の「ホテル三日月」や埼玉などの施設に入所。再検査を受け、「白」だった人はこの12日以降にホテルを出たが、これとて前出の「偽陰性」の可能性は十分にあるのである。
「こちらも館内は混乱していましたよ」
と言うのは、「三日月」入所者の男性である。
「そもそもはじめは、隔離期間は14日と言われていた。後からそれが10日に変更されたので、早く帰れる、と思っていたら、また12・5日に延びたんです。内閣官房の職員の方々は本当に申し訳なさそうに、それを伝えに来ましたね」
WHOが潜伏期間を変更していることに伴った措置だが、それがまた、混乱を招いているのである。
「入所者にはイライラが募っている人もいて、“館内放送が聞こえづらい”などという理由で職員に怒鳴る人もいた。埼玉の施設で、対応に当たっていた内閣官房の職員が自殺したこともあり、入所者の間で、理不尽な態度に出るのはやめよう、という話もしていました」
また、
「私は検査を受けたいと申し出たのですが、拒否されてしまいました」
と言うのは、武漢に駐在していたものの、チャーター便の前に自力で帰国した男性である。
「日本に帰国したのは1月23日でした。その翌日、地域の保健センターに連絡したところ、“受け入れられるキャパシティーがないので”と断られた。チャーター便の帰国者と大差ない状況ですから、十分検査対象だと思うのですが。仕方なく、極力外出せず、自宅で待機していますが……」
同じような状況の人は他にもいるはず。すなわち、この日本の市中に新型コロナウイルスは既にたくさん蠢(うごめ)いているし、今後、まだまだ増えると考えておいた方がよさそうなのだ。
では、その前提で、我々は何をすればいいのか。
「まずは、このウイルスを正しく認識することに努めてほしい」
と言うのは、前出の木村医師。
「感染力は高いですが、致死率は非常に低いと見られています。健常者は極度に怖がる病気ではありません。そのことはもっと周知されるべきだと思います」
中国で千人以上の死者が出ているのは、彼の国の医療や衛生事情によるところが大きい。現状、致死率は0・5%程度になると見られている。インフルエンザよりは高いが、SARSの10%、MERSの34%とは比べるまでもない。
「心身ともに健康を保ち、免疫力を保つことが一番の予防。無闇に外出を避けるのは、免疫も下げ、むしろ感染リスクを高めてしまうことにも繋がります。いつも通り、規則正しい生活をすることが肝要です」(同)
元小樽市保健所長の外岡立人氏はこんなアドバイスをする。
「気を付けなければいけないのは、やはり高齢者。子どもや成人が死に至るまで悪化するケースはほとんどないでしょう。ただ、飛沫と接触で広がりますから、完全に感染を防ぐのはなかなか難しい。マスクや手洗いはもちろんですが、満員電車や人込みに不必要に行くことは避けるなどの工夫を各自した方がいいと思います」
その上で、症状が出たら、指定の病院で診断を受ける。当たり前のことをやればいいというワケだ。
冒頭のクルーズ船。船内では今後の先行きに対する、こんな切実な声も出始めているとか。
〈乗船している若い方からは、仕事を1カ月間休む事になる。これ以上期間が延びると金銭的に生活できない。仕事もクビになるかもしれないので不安。というお話もありました〉(乗客のツイート)
未知のウイルスとの戦いは長期戦に突入。対応を誤れば、日本全体が「魔の漂流船」となりかねない……。
「週刊新潮」2020年2月20日号 掲載
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時事通信・2月21日19:53配信【クルーズ客、253人下船 3日間で計970人 濃厚接触者らは待機へ】
新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、症状がなくウイルス検査が陰性だった乗客253人が21日、船を下りた。
3日目の同日が最終日で、3日間で計970人が下船した。感染者の濃厚接触者らを除き、乗客の下船は終了したとみられる。
厚生労働省などによると、船内に残るのは、感染者の濃厚接触者(約100人)や自国のチャーター機による帰国を待つ外国籍の乗客、船の乗員ら計約1000人の見通し。
濃厚接触者は、感染者から隔離された日を起点に健康観察期間として14日間の待機が必要となる。21日までにチャーター機で帰国した外国籍の乗客は計759人になった。乗員の下船日程は未定。
菅義偉官房長官は21日の記者会見で、濃厚接触者は陰性だった人の下船が終了した後、国が用意した施設に移動してもらう方針を示した。
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毎日新聞・2月21日21:20配信【新型肺炎、国内発生100人超に 北海道や埼玉で新たな感染者 未就学児も】
各地で広がる新型コロナウイルス感染症で21日、北海道と埼玉県で初の10歳未満を含む計3人の小児の感染が確認された。2人が小学生、1人が未就学児で、いずれも重症化はしていない。ほかにも成人11人の感染が報告され、国内発生は108人、横浜港に停泊中のクルーズ船に乗船していた感染者を合わせると740人になる。政府は来週に基本的対処方針を取りまとめる予定で、段階を「国内発生早期」から「感染拡大期」に移行する時期を慎重に検討している。
小児の感染者は、北海道中富良野町の町立中富良野小に通う男児の兄弟と、埼玉県内の未就学児。
北海道によると、兄弟は兄が10歳以上、弟が10歳未満で、渡航歴はない。弟は15日から学校を病欠、兄は18日に早退して、いずれも19日に入院した。同小では21日午後から授業を急きょ取りやめ、約200人が下校して校舎の消毒に当たった。町は各児童の家庭に24日までの自宅待機を要請し、授業の再開時期は同日までに決めるとしている。文部科学省は道教委に、休校や学級閉鎖などの措置を取るのが望ましいとの見解を伝えた。
道は公衆衛生上の必要性などを理由に学校名は公表したが、家族らに感染者がいるかどうかや、感染者との濃厚接触歴は「調査中」としている。
埼玉県で感染が確認された男児は6歳以下で、1月30日に中国湖北省武漢市から40代の父親とともに政府チャーター機で帰国。検査が陰性だったため2月1日から自宅待機していた。父親は10日に感染が確認され、20日に発熱した男児も21日の検査で陽性と判定された。県内の医療機関に入院している。県は、帰国後に発症した父親から感染した可能性が高いとみている。
このほか、北海道の新千歳空港内にある小樽検疫所支所に勤務する40代女性▽東京都内の50代女性2人と70代女性1人▽千葉県内の60代男性警備員▽横浜市の30代女性▽相模原市内の入院中の80代男性とその妻▽名古屋市の70代男性と20代女性▽石川県内の50代男性県職員――の感染が新たに確認された。東京の50代のパート女性は重症で、糖尿病などの持病があるという。東京の残る2人は、既に感染が分かっている男性の妻とその知人で、1月22日に一緒に食事をしていた。
一方、政府チャーター機第4便で帰国し、宿泊施設に滞在していた195人は21日、全員がウイルス検査で陰性と確認され、帰宅が可能となった。
国内感染者の増加を受け、政府は近く専門家会議を開き、基本的対処方針の具体的な内容を詰める。厚生労働省幹部は「早めに対処していく必要がある」としており、国内発生早期から次の段階への移行も議論する見通しだ。【真貝恒平、畠山嵩、矢澤秀範】
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共同通信・2月22日10:14配信【中国本土、新型肺炎の死者2345人に】
【北京共同】中国政府は22日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる中国本土の死者が21日に109人増え、2345人になったと発表した。感染者は397人増え、7万6288人になったと明らかにした。
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朝日新聞デジタル・2月22日10:19配信【新型インフル薬、新型肺炎の治療活用を検討へ 政府方針】
新型インフル薬、新型肺炎の治療活用を検討へ 政府方針
新型コロナウイルス治療での使用が検討される新型インフルエンザ薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」
加藤勝信厚生労働相は22日、新型コロナウイルス感染に対する治療に、新型インフルエンザ薬として政府が備蓄している「アビガン」(一般名ファビピラビル)が使えるか、検討する方針を明らかにした。数日内に必要な手続きを行い、効果を確かめる臨床研究を始めるという。
アビガンは富士フイルム富山化学製。タミフルなど既存の抗インフルエンザ薬が効かない新型インフルエンザが流行し、政府が判断した場合のみ使えるという条件で2014年に承認され、備蓄されている。妊婦が使うと胎児に副作用が出る恐れがあるため、妊婦には使えない。エボラ出血熱に対する効果も期待され、実際に投与もされたが、承認にはいたっていない。
新型コロナウイルスにはまだ治療薬がない。世界保健機関(WHO)は、抗HIV薬や、エボラ出血熱の治療薬として開発された抗ウイルス薬の効果について臨床研究を進めており、3週間程度で結果がでるとしている。国内でも、抗HIV薬などが使えないか研究が始まっている。
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北海道新聞・2月22日13:36配信【北海道で新たに8人感染 新型肺炎 感染は計16人に】
道内各地に感染拡大
道は22日、道内で新たに8人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。道内での感染確認は計16人となった。
道によると8人は、胆振管内の70代女性、渡島管内の80代男性、上川管内の70代男性、渡島管内の50代女性、同管内の60代男性、根室管内の50代女性、胆振管内の10代女性、石狩管内の50代女性という。
道内では21日、上川管内中富良野町で10歳未満1人を含む小学生の兄弟と、新千歳空港に勤務する検疫官の40代女性の感染がそれぞれ確認されている。
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夕刊フジ・2月22日16:56配信【厚労省は見殺し!?クルーズ船乗客2人が死亡 「日本の対策は失敗」世界が不信感… 識者「この状況で習氏が国賓?国民納得しない」】
新型肺炎対策で正念場の安倍首相
新型コロナウイルスの集団感染が起きた、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客2人が死亡した。客室待機中に発症して入院しており、厚労省側の対応に疑問が指摘されている。
21日朝時点で、日本国内で報告された死者は3人、感染者は計728人(クルーズ船を含む)。
米疾病対策センター(CDC)は、日本への旅行者に向けた渡航注意情報を出すなど、東京五輪・パラリンピックの開催懸念も浮上する。安倍晋三政権には、国民や旅行者の生命と健康を守る、厳格な措置と覚悟が求められそうだ。
こうしたなか、中国の習近平国家主席が、いまだに4月の「国賓」来日に意欲を持っているとの見方がある。世界各国に厄災をバラまき、経済に大打撃を与えておいて、本気なのか。
「亡くなられた方々に対し、心からご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げたい」「政府には国民の皆さまの健康と命を守る大きな責任がある。その責任を果たすために、政府一丸となって全力で取り組む」
安倍首相は20日夜、官邸でこう語った。新型コロナウイルスの感染で、クルーズ船の乗客だった80代の日本人男女2人が同日死亡したのだ。乗船者の死亡は初めて。
女性は5日にすでに発熱し、6日に下痢をしたため船内の医師が診察した。ただ、医師の判断でウイルス検査や救急搬送は行われなかった。発熱が続いたため1週間後の12日になって下船し入院し、13日になって陽性と判定された。厚労省などの対応に「見殺しでは」との疑問も出ている。
男性には、気管支ぜんそくなどの持病があった。同ウイルスが高齢者に極めて危険なことが証明された。
このほか、北海道と福岡県、沖縄県などで同日、新たな感染者が確認されたほか、クルーズ船の検疫で事務作業に当たった厚労省と内閣官房の職員2人の感染も判明した。
日本国内で感染拡大が続く事態に、海外メディアは辛辣(しんらつ)だ。神戸大学医学部の岩田健太郎教授(感染症内科)が18日、クルーズ船内の感染対策を批判する動画を英語で公開したためか、厳しい報道が相次いだ。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、乗客として船内に滞在する米男性医師の「われわれは感染するためにシャーレ(培養用容器)に入れられたようなものだ」との談話を伝えた。同紙は、クルーズ船隔離による感染拡大の阻止は「失敗した」と指摘した。
英BBC(電子版)は、船内で感染区域と安全区域が分けられていないといった岩田氏の指摘を紹介したうえで、船内感染は「現在進行形のリスクだ」とする米疾病対策センター(CDC)の見解を報じた。
そのCDCは19日、日本国内で感染経路の分からない新型コロナウイルスの感染が報告されているとして、日本を旅行する人に「注意」を求める「渡航注意情報」を出した。海外旅行の健康面に関し3段階ある注意情報のうち最も低いレベル1で、旅行の延期までは勧めていない。
世界保健機関(WHO)が「中国ベッタリ」と揶揄(やゆ)されるなか、予算や人員も莫大(ばくだい)で、世界的権威も高いCDCが「渡航注意情報」を出した意味は大きい。厚労省の感染対策に不信感を持っているのは間違いない。
東京五輪の開会式が5カ月後(7月24日)となるなか、新型コロナウイルスの感染拡大は、中国選手の来日キャンセルや、日本選手の渡航取りやめなど、スポーツ界にも影響を広げつつある。
世界がいま、日本の感染症対策に注目している。厚労省を筆頭に、安倍政権としては、これ以上の感染拡大を封じ込め、国民や旅行者の生命と健康を守る、決然とした対応が求められる。ここが正念場である。
こうしたなか、新型コロナウイルスの発生国である中国の習主席が、看過できない発言をしている。
習氏は20日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話会談し、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するため、協力を深める方針を確認した。また、習氏の韓国訪問について「変わりなく進めていく」ことでも一致したという。韓国大統領府が明らかにした。
習氏の訪韓時期について、中韓両国は、4月に予定される習氏の日本訪問と前後した時期で調整してきた。中国本土では新型コロナウイルスの感染者・死者が増え続けており(=21日朝時点で死者計2233人)、日本国内では「『国賓』来日は延期されるのでは」との見方が広まっていた。
■有本香氏「習氏『国賓』来日認めれば安倍政権のコアな支持層も離れる」
中韓の電話首脳会談で、習氏の訪韓が「変わりなく推進」で一致したことは、習氏の「国賓」来日も予定通りに進める気なのか。これと関係するのか、朝日新聞(電子版)は20日夕、「習近平氏、訪日にこだわり 全人代は新型コロナで延期も」というタイトルの記事を掲載している。
だが、習氏の来日については、中国の人権問題に加えて、「天皇、皇后両陛下による歓迎行事が催されるが、習氏の同行者に新型コロナウイルスの感染者がいた場合、どうするのか」などと反対する声が高まっている。
安倍政権はどう対応すべきか。
夕刊フジで人気連載「以読制毒」(毎週木曜)を担当するジャーナリストの有本香氏は「新型コロナウイルスの感染拡大で、日本国内でも感染者や死者が続いている。社会生活や経済活動にも甚大な影響が出てきており、今後、倒産する企業も出てきそうだ。こうしたなかで、発生国のトップである習氏が、天皇陛下のお客さまである『国賓』として来日することには、多くの国民は納得しないだろう。安倍政権にはまず、現在の感染拡大を阻止する責任がある。そして、万が一、この異常事態を受けて、習氏の『国賓』来日を認めることがあれば、安保法制でもモリカケでも揺るがなかった、コアな支持層も離れるだろう」と語っている。
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共同通信・2月22日19:47配信【乗船者23人でウイルス検査ミス】
加藤厚労相は、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスから下船した23人について、2月5日以降の健康観察期間中にウイルス検査が行われなかったとミスを認めた。
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中央社フォーカス台湾・2月22日19:44配信【新型コロナは「人工的に作られた可能性あり」=台湾の学者】
(台北中央社)台湾大公共衛生学院の方啓泰教授が22日、新型コロナウイルスについて、学術的には人工的に作られた可能性があるとの見方を示した。結論に至るには詳細な調査が必要だとしている。もし事実であった場合、自然界で存続することは難しく、全ての患者が治癒すれば消失するという。
この日は、新型コロナウイルスや公衆衛生をテーマにした台湾公共衛生学会主催の講座が台北市内で開かれ、方氏は講師の一人として講演した。
新型コロナウイルスをめぐっては、中国の研究所で人工的に作られ、それが外部に流出したことを疑う声が上がっている。方氏はこれについて、中国科学院武漢ウイルス研究所には危険性の高いウイルスが保管されているが、所内の管理状況には多くの欧米の学者が前々から疑問を抱いていたと指摘した。
その上で新型コロナウイルスに言及し、コウモリの身体に見られるコロナウイルス(RaTG13)と96%一致することがこれまでの研究で判明しているが、ウイルス学の観点に立てば99%以上でなければ一致とは見なせないとした。
また、他のコロナウイルスにはない4つのアミノ酸残基が含まれていることをフランスの研究チームが発見したと述べ、進化における突然変異でこうなる確率は非常に低く、実験室の中で人為的に加えられた可能性が考えられるとの見解を示した。
方氏はこの見解について、今は学術上の理論でしかないと強調。これを証明するためには実験室で証拠を探すなど内部調査が必要であり、短期間には答えは出ないだろうとしている。
(陳至中/編集:塚越西穂)
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毎日新聞・2月22日20:03配信【新たに25人感染 ほとんど経路不明 クルーズ船下船者が陽性 新型肺炎】
千葉市は22日、市立中学校の60代女性教諭が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。東京都も同日、都内の老人保健施設に勤める60代男性職員の感染を明らかにした。このほか北海道、栃木県、千葉県、神奈川県、石川県、愛知県、和歌山県、熊本県でも計25人の感染が新たに確認された。北海道と東京都の計2人は基礎疾患があり、症状が重いという。感染者のほとんどが発症前2週間以内の渡航歴がなく、感染経路は不明だ。
千葉市によると、教諭は花見川区の中学校に勤務。12日に発熱を訴えて風邪と診断された。その後も勤務を続けたが、熱が下がらず、19日に学校を早退して入院。21日、検査で陽性と診断された。この学校については連休明けの25、26両日、臨時休校とする。
また東京都によると、老人保健施設の職員は利用者を送迎する車の運転手を務めている。発症翌日の13日に出勤しており、都は利用者との接触がなかったかどうか調査を進めている。職員は15~19日、家族とインドネシア旅行もしていた。
栃木県では、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた60代女性の感染が明らかになった。女性は19日に下船したが、21日に発熱があり、22日の検査で陽性と分かった。14日間の経過観察期間に行われた検査で陰性と判断され、その後陽性となるケースは初めて。
北海道の新たな感染者は10~80代の男女9人で、感染者が来院した病院に勤める50代の女性看護師を除き、感染者との明確な接触は確認されていない。このほか、千葉県で50代の女性会社員▽相模原市で50代の男性会社員とその50代の妻、20代の娘2人▽名古屋市で60代の男女3人と40代女性▽熊本市で20代の女性看護師、同居する50代の父親▽熊本県内で上益城(かみましき)郡の60代男性――の感染がそれぞれ判明した。
このほか、既に判明している感染者の家族のうち、千葉県の30代女性会社員、金沢市の男子中学生の感染が確認された。和歌山県では、済生会有田病院(同県湯浅町)に入院していた感染者の同僚である40代の男性会社員の感染が明らかになった。【加藤昌平、大久保昂】
◇新型コロナウイルス感染の国内状況
国内で感染したとみられる例 108人
(北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、三重、石川、京都、大阪、奈良、和歌山、福岡、熊本、沖縄。他に政府職員)
中国で感染したとみられる例 12人
チャーター便帰国者 14人
クルーズ船乗船者 635人
合計 769人
(自治体発表などから。22日午後22時半現在。都道府県は感染者の居住地)
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時事通信・2月22日22:28配信【クルーズ下船者が感染 待機終了後、初確認 新型ウイルス】
栃木県は22日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した同県在住の60代女性について、新型ウイルスの感染を確認したと発表した。
女性は船内待機期間を終え、19日に下船していた。待機期間後に下船した日本人乗客の感染が確認されたのは初めて。
県によると、女性は19日に下船後、同県内の自宅へ戻った。21日に発熱、22日に医療機関を受診し、検査で陽性が判明した。
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日本列島にコロナウィルスがジワジワと上陸しつつあるような気がします。
鹿児島のお隣り熊本県でも感染者が見つかったとか。
治療が遅れた場合致死率50%以上ともいわれたエボラほど強烈なウィルスではありませんが、それでも致死率2%です。
マスクは意味無いなんては話もありますが、しないよりつけたほうが気分的に違いますよね。
それにしてもどこに行ってもマスクは売り切れ。
先日、菅官房長官が1週間くらいでマスクは流通するみたいなこと言ってましたが、連休明けには店頭にマスクが並べばいいのですが・・・・・
おそらく無理だとは思いますが。
あと、新型コロナウイルスの実態が未だハッキリしないなか、厚労省や識者の話なんてのはググって出て来る話とほぼほぼ一緒。
常識論を語っているだけ。
コロナウィルスは結構手強いんだと思いますよ。
その証拠に、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスでの船内待機期間を終え19日に下船していた女性が、後日体調不良を訴え受診したところ感染が確認されました。
どうしようもない厚労省。
話になりませんね。
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国内最初に感染を持ち込んだクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の寄港地の鹿児島で 岩崎芳太郎会長の鹿児島商工会議所が、南国交通観光バスで観光した事を隠蔽発表し、南日本新聞社が1面で発表。更に 濃厚接触者の通訳ガイドの行方を、県外に出て行方がわからないと言う南国交通観光バス。感染経路のわからない 県外感染者の原因ではないのか。バス運転手とガイドは、濃厚接触者と他の事例ではなる中で、南国交通観光バスの通訳ガイドだけが、行方知れず放置。南日本新聞社には、軽減税率が導入されている、極めて公共性が高い報道機関として、自ら、廃刊の手続きを取るべきである。
何を血迷ったのかと思った、鹿児島暴露クラブのホームページ。元に戻って良かったな。
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