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建設族の笑い声が聞こえてくる!「錦江湾横断交通ネットワーク構想」【シリーズ第3弾】

今回のプロジェクトは建設実現に向け着々と前に進んでいる……

山に例えるならば、鹿児島県民の知らぬ間に……既に知事や建設族は山の中腹近くまで辿り着いていると考えておくべきだろう。

ここでもまた多くの政治にあるように、県民不在の政治が巧妙に大義名分を掲げ、今まさに巨大な利権を動かしつつあるのだ。

まだ先の事業であるかのように錯覚しがちであるが、裏ではプロジェクト実現に向け作戦会議は日々粛々と行われている。


鹿児島市街地と桜島を結ぶトンネル建設構想(錦江湾横断交通ネットワーク)について県はこのほど、工費を従来の約1200億円から、トンネルの傾斜を大きくして走行距離を短くすることで、300億円削減し、900億円に圧縮するなどとした調査結果をまとめた。

県は新年度予算案に調査費615万円を計上、今後財政面での実現性などを調査するとしているが、伊藤知事や建設族の頭の中は「実現性」を探るべく調査費615万円などとは思っていないはずだ。

彼等は一発目の楔をキッチリと打ち込んで来たのだ!

伊藤祐一郎知事は2008年の知事選マニフェストにプロジェクトの可能性調査を掲げていた。

これまでにプロジェクトに対する費用対効果や景観、降灰、強風対策などの観点から出された結果は、鹿児島-桜島のトンネル案である。

県が負担するにはあまりに巨額な事業のため、国直轄事業とすることを基本に、PFI(民間の資金導入)を含めた幅広い事業手法を今後検討する様だが、既にムードは……絶対建設!建設あるのみ!であることは明白だ。


メディアでは開会中の3月県議会での反応も様々であると報道しているが、共産党の建設反対との主張をもって様々な反応だと言えるのかボクは疑問に思う。

自民党の柴立議員は、米国ゴールデンゲートブリッジなどを引き合いに「観光資源としても活用できる」などと橋りょう案を主張し、共産党の松崎議員は「税金の無駄遣い」と不要論を唱えているという。

自民党の柴立議員は本気で鹿児島版ゴールデンゲートブリッジ建設を夢見ているのであろうか?

呑気と言うか……柴立議員は県議の中でも国政に一番近く、まともな政治家だと思っていたのだが……ゴールデンゲートブリッジには呆れ果ててしまった。

開いた口が塞がらないとはこの事を言うのだろう。

共産党にしてもしかり、人口島の時のような環境問題に対する本気度が感じられない。

残念な話ではあるが……大御所が抜けた現在の共産党は牙の抜けた狼……キャンキャン吠えるだけの犬に過ぎず、建設推進派との戦いも戦う前に敗北していると言える。


伊藤知事は代表質問で「県民の総意として、このプロジェクトを持ち上げることができるかどうかに最終判断がかかっている」と述べてるようだが、最後は薩摩川内市に建設中のエコパークかごしまの時のように剛腕振りを発揮し、自ら打ち出したプロジェクトを成し遂げるはずだ。

知事と建設族に選択肢は存在しない。

彼らにあるのは……建設あるのみなのだ!

( ̄~ ̄)ξ皆さん!そう思いませんか!?


(=・ω・)/ダンゴウセイジニマミレタ カゴシマケンギカイニ リョウシキワ アルノカ!?
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