第6弾!「鹿児島県行政庁舎清掃業務・建築設備保全業務委託入札問題」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました

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前回、鹿児島県行政庁舎清掃業務の入札方式変更に関し、発注機関である鹿児島県は鹿児島県ビルメンテナンス協会並びに鹿児島県ビルメンテナンス協同組合に対し入札方式変更の通知を文書・加電ともにしていないと掲載したが、後日発注機関である鹿児島県の担当者から市民団体関係者に対し「その件を再確認したところ、別の担当者が鹿児島県ビルメンテナンス協会と鹿児島県ビルメンテナンス協同組合に入札方式の変更を通達していました」と、連絡が入ったようだ。

市民団体関係者は「いくら行政の裁量権行使だとはいえ公告したから通知義務がないという論法は役所の傲慢だと言えるのではないか?」「発注機関の担当者は業界に向けて文書通知や加電等行なっていないと言うが、仮に一部業界関係社のみに通知していた場合は、公正さに欠ける行為である可能性が高く地方公務員法違反に抵触する恐れもありうるのではないかと考えています。」「現在、様々な角度から情報を集め精査している最中です。」と語っていたが、結局のところ業界に向け通達していたことが判明したことから、県から協会並びに協同組合加盟の全社に間違いなく通達が行き届いたかが今後は問題となってくる。

その様なことはないと思うが、発注機関である鹿児島県が鹿児島県ビルメンテナンス協会と鹿児島県ビルメンテナンス協同組合に通達したにもかかわらず、それぞれの長が両組織会員に通達していなかった場合は問題である。

特に鹿児島県ビルメンテナンス協同組合は昨年鹿児島県行政庁舎清掃業務入札に参加していることから、組合員にはその旨を伝え入札に参加するか否か決議を諮らなくてはならなかったはずだ。
それを一部役員のみで判断し入札に参加しなかった(本年度は入札に参加していない)ということになれば、組合員の利益を独断的判断で放棄したと解釈されても仕方ないだろう。

この件については後日事実関係が判明し次第報告したいと思う。

参考までに平成27年度の鹿児島県行政庁舎清掃業務一式の入札結果は以下の通り。(鹿児島県ビルメンテナンス協同組合を含む11社が入札に参加している)

⚫️(株)ビルメン鹿児島
23,000,000円
⚫️鹿児島県ビルメンテナンス協同組合
23,000,000円
⚫️かごしま環境サービス(株)
23,500,000円
⚫️太平洋システムズ(株)
24,000,000円
⚫️大成ビルサービス(株)
24,100,000円
⚫️(株)エム・コーポレーション
24,100,000円
⚫️(株)南和産業
24,180,000円
⚫️(株)ジェイテック
26,000,000円
⚫️(株)エムティビルサービス
26,500,000円
⚫️石原産業(株)
27,000,000円
⚫️(株)芙蓉商事
30,000,000円

(株)ビルメン鹿児島と鹿児島県ビルメンテナンス協同組合が同額のため抽選による落札決定。

落札社 (株)ビルメン鹿児島
落札額 24,840,000円(税込)

平成27年度
(株)ビルメン鹿児島 24,840,000円(税込)
平成28年度
(株)ビルメン鹿児島 24,840,000円(税込)

昨年度は11社による入札であったが、本年度は総合評価方式を採用したことから6社での入札となった。
本年度は約半数近くの業者が入札参加を辞退したが、結果的には同じ業者が昨年度と同額で本年度も落札した。まさしく競争原理が大きく損なわれただけのような気がしてならない。

私たちが次に問題視しているのは鹿児島県庁舎建築設備保全業務委託の入札についてである。
まずは昨年の入札結果は以下の通り。

平成27年3月20日

⚫️(株)芙蓉商事・・・・・・79,080,000円
⚫️(株)南日本総合サービス・80,000,000円
⚫️(株)ビルメン鹿児島・・・80,550,000円
⚫️石原産業(株)・・・・・・80,790,000円
⚫️大成ビルサービス(株)・・81,000,000円

落札社 (株)芙蓉商事
落札額 85,406,400円(税込)

本年度の入札結果は以下の通り。

平成28年3月23日

⚫️(株)芙蓉商事・・・・・・79,800,000円
⚫️(株)南日本総合サービス・80,330,000円
⚫️(株)ビルメン鹿児島・・・81,000,000円
⚫️石原産業(株)・・・・・・81,360,000円
⚫️大成ビルサービス(株)・・80,790,000円

落札社 (株)芙蓉商事
落札額 86,184,000円(税込)

いずれも同じメンバー5社による競争入札が行われていることが分かる。予定価格が公表されていないことから落札率までは調べることが出来なかった。
以前から鹿児島県庁舎建築設備保全業務入札については談合が行われているのではないかとまことしやかに囁かれてきた。

競争入札において複数年に渡り同じ業者が落札し続けることに強い違和感を感じるのは私だけだろうか?
土木やコンサルタント業界に「継続物件」「関連物件」という言葉が存在すると聞く。要するにこの現場は以前当社が施工した実績があるから今回も当社が落札するから遠慮してくれ!継続だ!関連だ!いわゆる談合なのだが、清掃業務入札についても同様に業者間で「継続」「関連」「俺の物件だ!」などと話し合いが行われているのではないかと疑っている。

今後も鹿児島県発注の物件、鹿児島市発注の物件について、複数年分の落札業者・落札額・入札参加メンバーを調べてみる必要性がありそうだ。

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