第1弾!瀬戸内町 請島沖 海砂採取について・・・瀬戸内町 嘉徳海岸の二の舞になるのでは?・・・島民の民意なんて関係ナシ!
【平成30年6月11日 追記・請阿室集落は海砂採取に同意したとの情報あり。池地集落については採掘事業者から意見すら求められなかったとの話。】
【追記・文中に「漁協の同意を得るだけで・・・」と記載していましたが、「漁協と瀬戸内町の同意を得る・・・」に訂正致します。】
第1弾!瀬戸内町 請島沖 海砂採取について・・・瀬戸内町 嘉徳海岸の二の舞になるのでは?・・・島民の民意なんて関係ナシ!
まぁ〜どいつもこいつもやりたい放題・・・・・
奄美大島ってとこは、地域住民の民意なんてクソ喰らえと言わんばかりのトンデモ話が日替わりメニューで飛び出してくる。
自衛隊の駐屯地誘致で大盛り上がり。
国定公園指定で大盛り上がり。
世界自然遺産登録を目指し大盛り上がり。
大型クルーズ船寄港地を目指し大盛り上がり。
大盛り上がりのなか オスプレイが決められた飛行ルート以外を飛び回っても首長さんは知らんぷり。
支離滅裂って言うか・・・自分たちの都合のいいように解釈し、気乗りする話には笑顔で答え、都合が悪くなると平気でお茶を濁す・・・そのほとんどは民意そっちのけで前に進み・・・民意を問う素振りは見せるが、それは権力者と既得権益者のみに問うているのであって、自分たちと相反する考えを持つ者の意見に耳を傾けるつもりもなければ、鼻から相手にするつもりなど毛頭ない。
とにかく奄美ってとこは、話が持ち上がった時は既にすべてが決定済み。
知らぬは一般市民だけだと考えておくべきだろう。
さてさて・・・今回のブログタイトル「第1弾!瀬戸内町 請島沖 海砂採取について・・・瀬戸内町 嘉徳海岸の二の舞になるのでは?・・・島民の民意なんて関係ナシ!」について、一言 二言 グズグズと言わせてもらうことにする。
今回の話の舞台は奄美大島 瀬戸内町 請島(うけしま)。
請島(うけしま)は加計呂麻島(かけろましま)の南方に位置し、面積は13,34㎢、人口は約200人、島内には請阿室(うけあむろ)、池地(いけじ)の2つの集落がある小さな島。
今回はその請島の沖合いで行われようとしている海砂採取についての話。
請島で暮らす各集落の住民が危機感を募らせている問題はと言うと・・・・・海砂採取業者は既に漁協から海砂採取に対する同意を得ているのではないか?・・・近いうちに鹿児島県との打ち合わせ(申請)を済ませ、近日中に採取事業が始まるのではないか?・・・
漁協と瀬戸内町の同意を得るだけで県は許可するのか?
長きに渡りその地に暮らしている住民の意見を何故聞こうとはしないのか?
ザックリ言うとだいたいこんな感じ。
「請島沖で行なう海砂採取と陸で暮らす住民と何の関係があるんだ!」と、お考えの方々もいらっしゃるかとは思いますが・・・果たしてそうでしょうか?
大量の海砂を採取することによって水産資源や自然環境へ重大な影響を及ぼす可能性があるのでは?と考えたことはありませんか?
さらに、沖合いで海砂を採取することによって陸地の地盤に影響を及ぼす可能性も否定出来ないのでは?(大隅半島の南大隅町でも沖合いで海砂を採取している地域の陸側が大雨の度に土砂崩れを繰り返している)
Click→→南大隅町日記・大浜沖・町沖海砂採取許可反対の立場から!
国交省は「海砂採取と砂浜浸食との因果関係はない」としているが、現に、奄美大島の青久地区や嘉徳地区の沖合いで海砂を採取したことによって海岸の砂が減少するという事態に陥っています。
因果関係は無いとする一方、では何故侵食するのか?と言う問いにはそれこそ原因の真相究明を果たせないでいる公的機関こそが、現実を直視しないご都合主義的無責任論者だと言えるのではないでしょうか?
皆さん!ここで思い出していただきたいのが福島の原発事故です。
国も電力会社は一貫して安全性を主張し続けて来ました。
にもかかわらずアノありさまです。
安倍首相はことあるごとに「福島原発を完全にコントロール出来ている」と繰り返していますが、ほとんどの国民はその言葉を信じていません。
要するに国が言うことが「すべて正しい」とは言えないのです。
現実を見てみると青久地区や嘉徳地区の海岸は砂が減ったことは事実。
2つの集落に共通する点は地区の沖合いで海砂を採取していた・・・これは紛れも無い事実です。
Click→→日刊SPA・2017/8/1・奄美大島の“ジュラシック・パーク”が破壊の危機
そうそう!
海砂採取業者と役所の切り札は過去の民事裁判(海砂採取差し止め訴訟)の判例。
過去の判例を調べてみると「奄美・海砂採取差し止め訴訟」において、鹿児島地裁が請求を棄却している。
棄却理由は簡単「海砂採取と砂浜浸食の因果関係自体を認めなかった」のだ。
所詮は頭でっかちの裁判官の考え。
現実を見ようとしない・・・また、理解しようともしない・・・教科書通りの判決ってこと。
住民が主張していた共同漁業権や環境権の侵害についても「海砂採取によって侵害されていると認めるに足りる証拠はない。侵害の予防として採取の差し止めを認めることはできない」と退けた。
まぁ〜実にくだらない判決だ。
また、その判例を振り回し最後はゴリ押しで事業を進める海砂採取業者もデタラメ。
住民の声なんてクソ喰らえと鼻で笑っているだろう。
そうは言うものの海砂採取業者も砂浜が侵食した理由の1つとして、沖合いでの海砂採取が影響したかもしれないのでは?・・・と・・・思っているはずだ。
それにしても情けない話です。
海砂採取して砂浜が無くなる。
砂浜が侵食すれば税金投入して砂浜に砂を積んだり護岸工事を行なう・・・海砂採取業者のために工事するようなものだ。
Click→→南海日日新聞・2016/4/30・海岸浸食で護岸建設へ瀬戸内町嘉徳
今回の請島沖での海砂採取問題・・・未だ住民の声を聞こうとしない鹿児島県・・・長きに渡り請島で暮らしてきたは請阿室(うけあむろ)と、池地(いけじ)の2つの集落の住民の声を無視し続けるのかこれからの対応が見ものである。
それともう1つ・・・海砂採取で使用する船舶は当然特殊船ですよね。
奄美大島に海砂を採取する船が何艘いるか分かんないけど、いくらビジネスだとはいえ船会社も少しくらいは住民感情も考えるべきではなかろうか?
ボクなら合法的な手法で船会社に圧力かけまくりますけどね。
それにしても奄美ってとこは寂しいとこですよね。
困っている住民がいても誰も手助けしない・・・役所も耳を貸さない・・・本当に寂しいとこです。
2つとも↓ポチッとClick ↓ヨロシクお願いします。


【追記・文中に「漁協の同意を得るだけで・・・」と記載していましたが、「漁協と瀬戸内町の同意を得る・・・」に訂正致します。】
第1弾!瀬戸内町 請島沖 海砂採取について・・・瀬戸内町 嘉徳海岸の二の舞になるのでは?・・・島民の民意なんて関係ナシ!
まぁ〜どいつもこいつもやりたい放題・・・・・
奄美大島ってとこは、地域住民の民意なんてクソ喰らえと言わんばかりのトンデモ話が日替わりメニューで飛び出してくる。
自衛隊の駐屯地誘致で大盛り上がり。
国定公園指定で大盛り上がり。
世界自然遺産登録を目指し大盛り上がり。
大型クルーズ船寄港地を目指し大盛り上がり。
大盛り上がりのなか オスプレイが決められた飛行ルート以外を飛び回っても首長さんは知らんぷり。
支離滅裂って言うか・・・自分たちの都合のいいように解釈し、気乗りする話には笑顔で答え、都合が悪くなると平気でお茶を濁す・・・そのほとんどは民意そっちのけで前に進み・・・民意を問う素振りは見せるが、それは権力者と既得権益者のみに問うているのであって、自分たちと相反する考えを持つ者の意見に耳を傾けるつもりもなければ、鼻から相手にするつもりなど毛頭ない。
とにかく奄美ってとこは、話が持ち上がった時は既にすべてが決定済み。
知らぬは一般市民だけだと考えておくべきだろう。
さてさて・・・今回のブログタイトル「第1弾!瀬戸内町 請島沖 海砂採取について・・・瀬戸内町 嘉徳海岸の二の舞になるのでは?・・・島民の民意なんて関係ナシ!」について、一言 二言 グズグズと言わせてもらうことにする。
今回の話の舞台は奄美大島 瀬戸内町 請島(うけしま)。
請島(うけしま)は加計呂麻島(かけろましま)の南方に位置し、面積は13,34㎢、人口は約200人、島内には請阿室(うけあむろ)、池地(いけじ)の2つの集落がある小さな島。
今回はその請島の沖合いで行われようとしている海砂採取についての話。
請島で暮らす各集落の住民が危機感を募らせている問題はと言うと・・・・・海砂採取業者は既に漁協から海砂採取に対する同意を得ているのではないか?・・・近いうちに鹿児島県との打ち合わせ(申請)を済ませ、近日中に採取事業が始まるのではないか?・・・
漁協と瀬戸内町の同意を得るだけで県は許可するのか?
長きに渡りその地に暮らしている住民の意見を何故聞こうとはしないのか?
ザックリ言うとだいたいこんな感じ。
「請島沖で行なう海砂採取と陸で暮らす住民と何の関係があるんだ!」と、お考えの方々もいらっしゃるかとは思いますが・・・果たしてそうでしょうか?
大量の海砂を採取することによって水産資源や自然環境へ重大な影響を及ぼす可能性があるのでは?と考えたことはありませんか?
さらに、沖合いで海砂を採取することによって陸地の地盤に影響を及ぼす可能性も否定出来ないのでは?(大隅半島の南大隅町でも沖合いで海砂を採取している地域の陸側が大雨の度に土砂崩れを繰り返している)
Click→→南大隅町日記・大浜沖・町沖海砂採取許可反対の立場から!
国交省は「海砂採取と砂浜浸食との因果関係はない」としているが、現に、奄美大島の青久地区や嘉徳地区の沖合いで海砂を採取したことによって海岸の砂が減少するという事態に陥っています。
因果関係は無いとする一方、では何故侵食するのか?と言う問いにはそれこそ原因の真相究明を果たせないでいる公的機関こそが、現実を直視しないご都合主義的無責任論者だと言えるのではないでしょうか?
皆さん!ここで思い出していただきたいのが福島の原発事故です。
国も電力会社は一貫して安全性を主張し続けて来ました。
にもかかわらずアノありさまです。
安倍首相はことあるごとに「福島原発を完全にコントロール出来ている」と繰り返していますが、ほとんどの国民はその言葉を信じていません。
要するに国が言うことが「すべて正しい」とは言えないのです。
現実を見てみると青久地区や嘉徳地区の海岸は砂が減ったことは事実。
2つの集落に共通する点は地区の沖合いで海砂を採取していた・・・これは紛れも無い事実です。
Click→→日刊SPA・2017/8/1・奄美大島の“ジュラシック・パーク”が破壊の危機
そうそう!
海砂採取業者と役所の切り札は過去の民事裁判(海砂採取差し止め訴訟)の判例。
過去の判例を調べてみると「奄美・海砂採取差し止め訴訟」において、鹿児島地裁が請求を棄却している。
棄却理由は簡単「海砂採取と砂浜浸食の因果関係自体を認めなかった」のだ。
所詮は頭でっかちの裁判官の考え。
現実を見ようとしない・・・また、理解しようともしない・・・教科書通りの判決ってこと。
住民が主張していた共同漁業権や環境権の侵害についても「海砂採取によって侵害されていると認めるに足りる証拠はない。侵害の予防として採取の差し止めを認めることはできない」と退けた。
まぁ〜実にくだらない判決だ。
また、その判例を振り回し最後はゴリ押しで事業を進める海砂採取業者もデタラメ。
住民の声なんてクソ喰らえと鼻で笑っているだろう。
そうは言うものの海砂採取業者も砂浜が侵食した理由の1つとして、沖合いでの海砂採取が影響したかもしれないのでは?・・・と・・・思っているはずだ。
それにしても情けない話です。
海砂採取して砂浜が無くなる。
砂浜が侵食すれば税金投入して砂浜に砂を積んだり護岸工事を行なう・・・海砂採取業者のために工事するようなものだ。
Click→→南海日日新聞・2016/4/30・海岸浸食で護岸建設へ瀬戸内町嘉徳
今回の請島沖での海砂採取問題・・・未だ住民の声を聞こうとしない鹿児島県・・・長きに渡り請島で暮らしてきたは請阿室(うけあむろ)と、池地(いけじ)の2つの集落の住民の声を無視し続けるのかこれからの対応が見ものである。
それともう1つ・・・海砂採取で使用する船舶は当然特殊船ですよね。
奄美大島に海砂を採取する船が何艘いるか分かんないけど、いくらビジネスだとはいえ船会社も少しくらいは住民感情も考えるべきではなかろうか?
ボクなら合法的な手法で船会社に圧力かけまくりますけどね。
それにしても奄美ってとこは寂しいとこですよね。
困っている住民がいても誰も手助けしない・・・役所も耳を貸さない・・・本当に寂しいとこです。
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えっ?奄美市 崎原地区に予定されていた産業廃棄物処分場建設が事実上中止?【情報求む】 « ホーム
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Re: 非公開コメントさんへ
請島沖の海砂採取についてのコメントありがとうございました。
海砂を採取しても何ら問題ないというのが漁協と瀬戸内町の見解のようです。
県側も少なくとも請島住民の過半数以上は海砂採取に同意していると認識しています。
瀬戸内町側から島民に対し説明がなされたのか現在 情報収集中しております。
今後とも地元の情報などコメントいただければ助かります。
宜しくお願い致します。
ちなみに当方は海砂採取は環境面、生態系等に影響を及ぼすと考えております。
鹿児島暴露クラブ 管理人
海砂を採取しても何ら問題ないというのが漁協と瀬戸内町の見解のようです。
県側も少なくとも請島住民の過半数以上は海砂採取に同意していると認識しています。
瀬戸内町側から島民に対し説明がなされたのか現在 情報収集中しております。
今後とも地元の情報などコメントいただければ助かります。
宜しくお願い致します。
ちなみに当方は海砂採取は環境面、生態系等に影響を及ぼすと考えております。
鹿児島暴露クラブ 管理人
ではどこで砂を取ればいいのですか?
Re: 名無しさんへ
海砂採取については事業者の方々が知恵を絞るべき問題です。